ヘッドライトの黄ばみを「おふろのルック」で磨いてみた!!
ディーラーで車検のとき磨いてもらったヘッドライトですがさすがに4年も経過すれば黄ばみはつきますね^^;
オート○ックスで専用のヘッドライト磨きを見たのですが耐年数を考えるとちょっとお高いと思うセコさはさておき…
You○ubeでいろいろと調べてみた結果、「おふろのルックみがき洗い」で出来ることを知りました(いまさらですが)。
おふろのルックといえばスーパーやホームセンターのおふろコーナーで売られているそう、あのルックです!
これで黄ばみが取れたらコススパ最高ではないのか、失敗しても200JPY程度だったら問題ない!
思いついたら早速行動…ということで近所のスーパーで「おふろのルックみきがき洗い」とついでにスポンジを購入しました。
ルック おふろのみがき洗い 400g
¥207
【自己紹介】
Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所
設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。
店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。
現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。
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ヘッドライトの黄ばみってなに?
そもそもヘッドライトの黄ばみって何なのか、ルックの力を信じていないわけではありませんが、いろいろと調べてみました。
ヘッドライトの黄ばみの原因
・太陽からの紫外線を受けることでヘッドライトの表面が劣化する
・ヘッドライト表面に入った傷によるダメージや、ライトの熱による影響
最近のヘッドライトはガラス製品ではなくポリカーボネート(樹脂製)せいのものが多く使われています。
ポリカーボネートとは熱を加えるとやわらくなり冷えると固まるプラスチックの仲間です。
ガラスの数百倍の頑丈さや、事故の際の破片の飛び散りを最小限にしてくれるメリットがあります。
その一方で、ガラスよりも紫外線に弱く、傷が付きやすいというデメリットがあります。
ポリカーボネートはテラスの屋根材なのにも利用されています。
波板ですが価格がやすいものではホームセンターで1枚6尺(1820mm)460JPYで売られていたりします。
参照ブログはこちらへ↓
ヘッドライトの表面にはあらかじめ、特殊なコーティング塗装がされていますが、
長期間、紫外線にさらされたり、洗車などで擦ったりすることにより、次第にコーティング塗装がはがれていきます。
そのため紫外線によるダメージを直接受けるようになりヘッドライトの汚れや黄ばみがますます進んでしまうとの事です。
超ミクロ粒子の研磨剤って?
おふろ用途なのにヘッドライトは大丈夫なの?
という疑問がわきますが、前述のようにヘッドライトに使われているポリカーボネートはプラスチックの仲間です。
ルックの説明書きでも用途のところにプラスチック(FRP素材を含む)としっかりと記載されています。
超ミクロ粒子とは10ミクロン以下の材質を傷つけにくい粒子らしいのですが、
そもそも10ミクロンってなに?
って突っ込みにまじめに答えてみると…
ミクロンとはマイクロメートルの慣用名で10のマイナス6乗mのことです。(ミリメートルは10のマイナス3乗)
髪の毛が一般的に0.1ミリ~0.05ミリですので、100~50ミクロンとなります。
髪の毛より細かい粒子ということになります。
耐水ペーパーでの仕上げ
耐水ペーパーでヘッドライトを磨く場合
800番から初めて2000番以上で仕上げというのが一般的です
耐水ペーパーの2000番以上となるとホームセンターではなかなか売られていないので3000番や5000番などはネット購入となります。
2000番で約9ミクロン(5~10μm)、ルックの超ミクロ粒子が10ミクロン以下なのでちょうど良い大きさです。
3000番や5000番の耐水ペーパーで仕上げをやる方は↓
耐水ペーパー#3000#5000
¥850
自分の場合、どうせ現場で汚れてしまうのでそこまで仕上げにはこだわりませんw
それよりも手軽さやコスパの良いルックでやってみることにします。
実際やってみた
やはり4年もすると黄ばみが目立ちます。
樹脂表面の劣化がさらに進むと、細かいひび割れができたり、ヘッドライトのふちに隙間ができたりしてしまい、ヘッドライトの内側まで黄ばみや汚れが発生してしまいます。
※ちなみに後ろのテールランプはそれで新品交換となりました。
磨き効果がみたいのでマスキングテープをはって作業開始です。
ルックはすぐ乾いてしまうのでスポンジに少量の水を含ませて磨くこと15分程度。
ティッシュペーパーで泡をふき取ると黄色く黄ばみが取れているのがわかります。そうとう汚れていたみたいですw
これがやりたいがために今回マスキングテープを張ったのですがなかなか効果がわかりずらい写真でスンマセン^^;
実際ははっきりと上のほうがクリアになっています。
「おふろのルックみきがき洗い」で磨く前と後の写真です。実際の見た目を比較するとかなりクリアになっています。
効果が確認できたところでマスキングテープをはがし全体を仕上げます。
かかった作業時間は20分程度です。作業前と比べてかなりクリアできれいになりました。これで2~3年もってくれれば十分ですね。
まとめの感想
作業時間にして20分(耐年数2~3年) 「おふろのルックみがき洗い」 で最強のコスパを発揮してくれました!
ヘッドライトの黄ばみが気になりだしたら「おふろのルックみがき洗い」はスーパーやホームセンターでよく売られているので一度、手にとって試してみることをお勧めします^^
※注意:ヘッドライト内側の汚れが結構あるので新品と比べるとやはりちがいます。
ヘッドライトの表面をとって内側も磨くのはシーリングなどが痛んでしまいヘッドライト交換ってことになりかねないので、素人はやらないほうがいいと思います。
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アーキトリック一級建築士事務所