これからはあたりまえになる?ChatGPTを活用して建築ブログを簡単に書く方法
生成AIはさまざま出ていますが、その中でもGhatGPTは使いやすくブログの文章を簡単に生成することができます。
しかしながら、プロンプトをしっかりと入力しなければちゃんとした文章として生成されない場合が多いです。
プロンプトってなに?
プロンプトとはChatGPTに対しての命令文みたいなものです。
プロンプトが明確で、適切あればあるほどChatGPTは意図する答えを生成してれます。
私は17年間(2023年現在)注文住宅やリノベーションを中心に設計事務所を運営してきましたが、
建築ブログを書くようになってはや3年が経とうとしています。
ChatGPTがリリースされてからやく6ヶ月ほど使い続けましたが、今では建築ブログを書くときには欠かせない生成AIになっています。
今回は私が実際に利用しているプロンプトやChatGPTを利用して建築ブログを簡単に書く方法をご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
この記事でわかること
・建築ブログを簡単に書く方法
・ブログでChatGPTを使う利点
・ChatGPTの使いづらいところ
上記のことがわかります。
ChatGPTを利用することで、ブログのテーマを探しやすくなり、記事構成や本文の叩き台として利用することで時間の短縮にもなります。
生成された文章はそのまま使えないので自分なりに校正する必要がありますが、叩き台としては十分すぎる完成度だと思います。
建築ブログを続けるのに諦めてしまっている人はぜひこの記事を参考にChatGPTをフル活用してみましょう。
【自己紹介】
Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所
設計事務所を17年間(2023年現在)運営している現役の一級建築士です。
店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。
現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。
設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成!
住宅に関する悩みを解決すべく、ブログやTwitterで情報発信しています。
「いいね!」や「フォロー」していただけるとうれしいです。ヨロシク(b・ω・d)デス♪
それからコメント欄はこれまで皆さんが経験してきたことを発信する場として使っていただければ幸いです。
役立つ情報をみんなで共有できるような書き込みは大歓迎です。
目次
建築ブログを簡単に書く方法
建築ブログを簡単に書く方法は以下の手順になります。
建築ブログを簡単に書く方法
・テーマを探してタイトルを決める
・記事構成を作る
・記事構成から記事を書く
・PREP法で文章を長くする
・記事を自分なりに校正する
テーマを探してタイトルを決める
建築ブログを簡単に書ためにはChatGPTを利用して、テーマを探してタイトルを決めます。
ChatGPTで以下のプロンプトを利用して会話を進めると、テーマを探してタイトルを決めるのに役立ちます。
【テーマ探しのプロンプト】
あなたはプロのwebライターです。これから私にさまざまな質問をしながら、ブログのテーマやタイトルを探す手助けをしてください。
(##+スペース)会話のルール
・抽象的な質問だと答えにくいため、なるべく答えやすいように具体的に質問をしてください。
・質問と同時に回答例を簡潔に示してください。
・質問回数は最大10回までとする。
・10回で見つからなければ、5回まで追加質問ができます。
・質問は一回でひとつまでとする。
・一回の会話で質問はひつつまで。
・複数質問したいことがあれば、分割して聞いてください。
・質問のたびに進捗状況を0〜100段階で教えてください。0がスタート、100が答えが見つかったとき。進捗は5刻みで表示する。
(##+スペース)お願いしたいこと
・できる限り、私のモチベーションが上がるように会話を進めてください。
(##+スペース)NG質問例
・私の好きな色は何ですか?
・私が住んでいる地域の天気はどうですか?
・どんなテーマのブログを書く予定ですか?
・ブログのタイトルの候補をいくつか教えていただけますか?
・どんなテーマで書く予定ですか?
・どんなテーマでブログを書こうと思っているのでしょうか?
※(##+スペース)の部分は書き換える
※NG質問例は意図しない文章が生成されたときに書き加える
ChatGPTと会話形式でブログの内容などの話を進めているとブログタイトルの候補を上げてくれます。
進捗状況なども示してくれるのですが、あまりうまく作動しないのでプロンプトに改良が必要かもです。
ChatGPTと会話していると書こうとするブログのテーマが見つかりやすいので、
私はブログタイトルを決めるときは最初にこのプロンプトを使います。
記事構成を作る
記事タイトルができたら次はChatGPTで記事構成を作ります。
記事構成とはブログの見出しになる部分のことです。
以下のプロンプトを利用すると、ChatGPTと考えたブログタイトルを入力するだけで記事構成(叩き台)をつくってくれます。
【記事構成のプロンプト】
あなたはプロのwebライターです。以下の記事タイトルをもとにブログの記事構成を作ってください。
(##+スペース)記事構成のルール
・分かりやすいように見出し分けすること。
・見出しにはキーワードを入れること。
・H2見出しの先頭には[## ]、H3見出しの先頭には[### ]をつけること。
・見出しは40文字以内で書くこと。
・記事構成は見出しのみ。本文は書かないこと。
・箇条書きにない内容でも、読者が知りたい内容は含めること。
・H2見出しとH3見出しをうまく使う。
(##+スペース)記事タイトル
(ここにブログタイトルを入力)
※(##+スペース)の部分は書き換える
※(ここにブログタイトルを入力)の部分に記事のブログタイトルを入力する
ChatGPTがしっかりとした記事構成を作ってくれるかどうかは、
【テーマ探しのプロンプト】でブログ内容をどこまで掘り下げて会話したかが影響してきます。
あくまでも記事構成は叩き台なので、自分の書きたい見出しや説明が必要な項目などを追加したり、余計なものを排除したりしましょう。
私は記事構成はChatGPTを利用しないで自分で作っていますが、
意外に見落としがちな見出しも網羅してくれるので記事構成を作るときの参考にはなります。
記事構成から記事を書く
記事構成ができたら次は記事構成から実際の記事(本文)をChatGPTで書いてもらいます。
以下のプロンプトを利用すると記事構成を入力するだけで記事(本文)を書いてくれます。
【記事を書くプロンプト】
あなたはプロのWebライターです。以下の記事タイトルと記事構成をもとに最高のブログ記事を書いてください。
(##+スペース)記事執筆のルール
・ですます調で書くこと。 ・漢字とひらがな、カタカナの割合は2:8程度。
・同じ語尾を3回以上繰り返さない NG例:〜です。〜です。〜です。
・各コンテンツはできる限り詳しく丁寧に書くこと。
・見出し内の各コンテンツは基本的に400〜500文字で書くこと。
・ありきたりな内容だけでなく専門的な内容も書くこと。
・初めて読む読者でも分かりやすいように書くこと。
・専門用語には簡潔に補足説明を入れること。
・メリットだけでなく、デメリットや注意点も書くこと。
・記事本文はPREP法「結論→理由→具体例」の順番で書くこと。ただし文脈なども考慮して、不自然な言い回しにならないように注意すること。不自然な文章になる場合は、PREP法を使わないこと。
・1文は100文字以内に収めること。文章が200文字以上になる場合は、改行を2つ入れて段落を分けること。
・見出しでしっかりと文章を分ける。
(##+スペース)記事タイトル
(ここにブログタイトルを入力)
(##+スペース)記事構成
(ここに記事構成を入力)
※(##+スペース)の部分は書き換える
※(ここにブログタイトルを入力)の部分に記事のブログタイトルを入力する
※(ここに記事構成を入力)の部分に作った記事構成を入力する
このプロンプトを利用すると見出しごとに本文を書いてくれます。
ChatGPTから生成された文章はPREP法になっていないことが多いのでプロンプトに改良が必要かもです。
記事本文は見出しごとに100文字前後で生成されてしまいますが、
次にご紹介する【PREP法で文章を長くするプロンプト】にこの記事を入力すると300文字程度の文章にすることができます。
PREP法で文章を長くする
見出しごと100文字前後の記事本文はこのままでは文字数が少ないのとしっかりとPREP法で書かれていない場合が多いです。
以下のプロンプトで生成された文章を300文字程度に長くしましょう。
【PREP法で文章を長くするプロンプト】
あなたはプロのWebライターです。以下の文章をPREP法で300文字以内で長くしてください。
(##+スペース)文章
(ここに長くしたい文章を入力)
※(ここに長くしたい文章を入力)に100文字前後の生成された文章を入力する
このプロンプトを利用すると100文字前後の記事本文を300文字程度で簡単に文章を長くすることができます。
生成された記事本文はChatGPT独特の回りくどい言い回しがあったり、接続詞がおかしかったりするので、
自分なりの文章に校正する必要があります。
しかしながら、具体例など自分では思いつかない文章が生成されることもあるのでかなり優秀だと思います。
記事を自分なりに校正する
最後に見出しごと300文字程度に生成された本文を自分なりの文章に校正していきます。
記事本文の叩き台としてはかなり精度の高い文章なのでそのまま利用してもいいのですが、
やはりそのままの文章だとChatGPT臭さが残ってしまいます。
最後は自分なりに校正しなければ読める文章にはなりませんが、
記事本文の叩き台を作るまでに10分程度の時間でできてしまうので大幅な時間短縮になると思います。
ChatGPTをうまく利用して建築ブログを効率的に書いていきましょう。
ブログでChatGPTを使う利点
ブログでChatGPTを使う利点は以下になります。
ブログでChatGPTを使う利点
・自分の考え方が整理できる
・叩き台の文章が早く作れる
・キーワードが見つけやすい
自分の考え方が整理できる
ブログでChatGPTを使う利点は、自分の考え方が整理できることです。
【テーマ探しのプロンプト】を利用してChatGPTと対話すれば、
自分の書こうとしているブログテーマを深めることや魅力的な記事タイトルを作ることができます。
テーマ探しているうちに書きたい内容のヒントが出てきたり、キーワードを見つけられたりします。
ChatGPTと対話しながら自分の考えが整理できるのは大きな利点だと思います。
叩き台の文章が早く作れる
ブログでChatGPTを使う利点は、叩き台の文章が早く作れることです。
ご紹介したプロンプトを使えば、叩き台の文章が10分程度で生成することができます。
これは建築ブログを書く時の大幅な時間短縮につながります。
そのままの文章は使えないのですが、文章の叩き台があれば自分なりの文章を書く時に非常に役立ちます。
キーワードが見つけやすい
ブログでChatGPTを使う利点は、キーワードが見つけやすいことです。
自分の建築知識だけではキーワードが偏ってしまう傾向がありますが、
ChatGPTで生成された文章からは一般の人にもわかりやすいキーワードを見つけることができます。
見つけたキーワードがSEOに強いかどうかはわかりませんが、文書の内容を深めるヒントに役立ちます。
ChatGPTの使いづらいところ
ChatGPTの使いづらいところは以下になります。
ChatGPTの使いづらいところ
・文章をそのまま使えない
・言い回しが周りくどい
・SDGsに内容が引っ張られる
文章をそのまま使えない
ChatGPTの使いづらいところは、文章をそのまま使えないところです。
これは仕方がないところですが、そのままの文章を使ってしまうとChatGPT臭さがそのまま出てしまいます。
また、ChatGPTで生成された文章の元ネタがネット上で一般公開されている文章となるので、
自分なりの考え方などが反映されない文章になってしまいます。
今後、自分なりにChatGPTをカスタマイズできれば自分の分身として文章を書くことは可能かもしれませんが、
今のところは、そのままの文章を使うことができないのは使いづらい点だと思います。
言い回しが周りくどい
ChatGPTの使いづらいところは、言い回しが周りくどいところです。
どうしても接続詞や指示語が多用されるので言い回しが回りくどくなってしまいます。
また、【PREP法で文章を長くするプロンプト】で文章を長くすると、
100文字程度の元の文章を無理やり長くするのでいい文章が生成されない場合が多いです。
文章を長くするプロンプトを利用する前に自分なりに文章を加筆や編集するなどの手間が必要かもしれませんね。
SDGsに内容が引っ張られる
ChatGPTの使いづらいところは、SDGsに内容が引っ張られるところです。
ChatGPTの学習したデータは2021年9月(GPT-3.5)、2022年8月(GPT-4.0)までなので、
それまでの時期までにインターネット上にあるテキストデータが元になっています。
「SDGs、持続可能、脱炭素….」などのキーワードに文章内容が引っ張られる傾向があります。
私としてはSDGs、脱炭素などはあまり賛成できない部分が多いので、
自分の考えにピッタリとくる内容の文章が生成されないところは使いづらいと感じます。
まとめ
今回はChatGPTでブログを簡単に書きたい人や建築ブログを簡単に書く方法を知りたい人に対して、
ChatGPTを利用して建築ブログを簡単に書く方法をご紹介してきました。
まとめると以下になります。
建築ブログを簡単に書く方法
・テーマを探してタイトルを決める
・記事構成を作る
・記事構成から記事を書く
・PREP法で文章を長くする
・記事を自分なりに校正する
ブログでChatGPTを使う利点
・自分の考え方が整理できる
・叩き台の文章が早く作れる
・キーワードが見つけやすい
ChatGPTの使いづらいところ
・文章をそのまま使えない
・言い回しが周りくどい
・SDGsに内容が引っ張られる
ChatGPTを利用することで、ブログのテーマを探しやすくな、記事構成や本文の叩き台として利用することで時間の短縮にもなります。
生成された文章はそのまま使えないので自分なりに校正する必要がありますが、叩き台としては十分すぎる完成度だと思います。
建築ブログを続けるのに諦めてしまっている人はぜひこの記事を参考にChatGPTをフル活用してみましょう。
この記事が少しでも建築ブログを簡単に書きたい人のお役に立てれば幸いです。
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