ユニットバス選びで失敗した!?後悔しないお風呂にするためのユニットバスの選び方

お風呂に対する考え方は本当に人それぞれですよね。

「ちゃちゃっとシャワーを浴びるだけでいいや」という方

「1日の終わりにゆっくりお湯につかるのが楽しみ」という方

価値観によってお風呂選びの着目点は変わります。

ユニットバスで後悔しないためには何をしたらいいの?

ユニットバス選びでの失敗例や後悔している人の意見を聞くのが一番だと思います。

ユニットバスは毎日使用するところなので、失敗や後悔があると毎日ストレスが溜まってしまいます。

しっかりと考えてから選ぶようにしましょう。

今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。

この記事の対象者

▶︎ユニットバスの選び方がわからない人

▶︎ユニットバスの失敗例が知りたい人

上記の方々に対して、後悔しないお風呂にするためのユニットバスの選び方をご紹介します。

この記事が少しでもユニットバス選びの参考になってくれれば幸いです。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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後悔したお風呂選びの例

後悔したお風呂選びの例として5つご紹介します。

後悔したお風呂選びの例

・浴槽が大きすぎた

・窓が大きすぎた

・掃除が大変だった

・浴室暖房乾燥機の後悔

・黒など色が濃い浴槽の後悔

浴槽が大きすぎた

足を伸ばしてゆったりとお風呂につかりたいと考えて大きなサイズの浴槽を選ぼうと考えている方も多いと思います。

ユニットバスは基本的に0.75坪、1坪、1.25坪、1.5坪があり、一戸建てでは主に1216サイズ〜1624サイズが採用されます。

長さが160cm以上であれば170cm以上の身長の男性でも膝を伸ばしてゆったりとお湯につかることができます。

もちろん、お子さんと一緒に入浴する際も窮屈を感じないと思います。

快適に入浴できる湯量を考えると、目安としては1216サイズで220〜250L、1624サイズで350〜440Lとなります。

一回の入浴にかかる料金を考えてみると(シャワーは別)

■200Lの浴槽の場合

・水道代は40〜50円

・ガス代は60円(都市ガス)、100円(プロパンガス)

1ヶ月毎日使用すると3,000〜4,500円となります。

単純に湯量が2倍に増えれば料金も2倍に上がります。

1216サイズと1624サイズの光熱費の差額は約3,000〜4,500円となります。

このようなことから浴槽を大きくしたことを後悔しているご家庭もあるようです。

浴槽にお湯を入れえるだけでなく、シャワーを使用したり、入る時間にバラつきがあるご家庭は追い焚きをする場合もあります。

暮らし始めてから光熱費のことが気になるご家庭は、慎重にサイズ選びをしましょう。

窓が大きすぎた

浴室に窓を設けるかどうか悩むご家庭もあるようです。

窓があるメリットは以下になります。

・換気ができること

・風通しがよくなる

・採光がある

・開放感がある


逆に窓があるデメリットは

・防犯面で心配

・冬は寒い


などが挙げられます。

浴室が1階にある場合に大きな窓を設置するとしっかりとした防犯対策が必要となります。

そして、断熱性が低い窓では窓が大きければ大きいほど冬に浴室内の寒さが増します

特別な理由がなければ外から浴室内が見られないような少々高めの位置に小さめの窓がいいと思います。

掃除が大変だった

お風呂掃除が大変で後悔したというオプションは、ベンチカウンターと鏡です。

ベンチカウンターは清掃しにくいという声がとても多いオプションです。

壁との接触部分はもちろんですが、一番大変なのは裏面です。

カビの繁殖が増えてしまい取り外してしまうご家庭もあるようです。

ただ、高齢者がいるご家庭ではベンチとして使用できるので体を洗ったり、介助をしたりする際にとても便利です。

お風呂に当たり前のように鏡を取り付けるご家庭が多いのですが、

ちょっと清掃をおこたると水アカがガッチリとこびりついてしまいまう。

また、浴室内は常に湯気が発生するので、くもり止めが必要になります。

くもり止めヒーター付きの鏡を取り付けると、うっかり切り忘れることが多く、電気代がかかってしまうなんてことよくあります。

浴室内から鏡をとり、洗面台の鏡を使用してもそれほどの不便はないと思います。

もちろん全てのかがに鏡が不要というわけではないです。

お風呂でひげ剃りをするから鏡は必須という人もいます。

普段からお風呂で鏡を使っている方は鏡をつけた方がいいと思います。

浴室暖房乾燥機の後悔

最近の建売住宅でも標準装備されていることの多い浴室暖房乾燥機の失敗例です。

これからは寝ている間に洗濯物が乾くと浴室暖房乾燥機を使用したところ、電気代だけがかさみ思うように乾かなかった

起きて洗濯物をたたもうと浴室を開けたところシャンプーやボディーソープの容器が膨張して吹き出した

など、なかなか乾かないので浴室内の温度を上げたため容器が膨張するケースもあります。

浴室暖房乾燥機は天気が悪い日でも浴室に洗濯物が干せる、夜間に洗濯物が干しておけると考えて設置するご家庭も多いのですが、

暮らしてみると使っていないというご家庭もあります。

一戸建ての場合は洗濯物を干す場所がたくさんあります。

部屋の窓際などに干して部屋干し臭が気になるのであればナノイーで除菌して部屋干し臭を防ぐ、

または部屋干しファンなどもおすすめです↓

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これは温風が出るわけではなく送風と換気で安価に乾燥させるものなので、電気代も安価です。

洗濯物を乾かす目的で浴室暖房乾燥機を考えている場合は設置を見直してみましょう。

黒など色が濃い浴槽の後悔

黒などの色が濃い浴槽を導入してみてわかるのですが、黒をはじめとする濃い色の浴槽は水アカがとても目立ちます。

解決策としては、入浴後に水滴を拭き取り十分に乾燥させる必要があります。

これが本当に大変という声が多いです。

ですが、面倒になって数日そのままにしていると白っぽい水アカが本当に目立ってしまうんですよね。

黒など色の濃い浴槽は高級感があって本当に素敵なのですが、このようなリスクがあるということは覚えておきましょう。

また、エコシャワーについての後悔も多いです。

エコシャワーとは出る水量を減らし節水効果があるシャワーのことです。

様々なメーカーから販売されていますが、導入してからわかることがあります。

それは、MAXにしても水圧が弱いために掃除には不便で、高いところや離れたところまで水が届かないということがあります。

エコシャワーを導入する際に掃除に必要な水圧まで考えていない場合もあるので注意しましょう。

ある程度の水圧も得られ切り替えで節水効果のあるシャワーもあるのでその点はしっかりと確認しましょう。

まとめ

今回はユニットバスの選び方がわからない人やユニットバスの失敗例が知りたい人に対して、

後悔しないお風呂にするためのユニットバスの選び方をご紹介してきました。

まとめると以下になります。

後悔したお風呂選びの例

・浴槽が大きすぎた

・窓が大きすぎた

・掃除が大変だった

・浴室暖房乾燥機の後悔

・黒など色が濃い浴槽の後悔

お風呂は日々の生活に欠かせないものです。

生活費を圧迫したりストレスになったりしては大変です。

一度設置すると取り替えが簡単にできないので、よく考えて選びましょう。

この記事が少しでもユニットバス選びの参考になってくれれば幸いです。

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アーキトリック一級建築士事務所

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