いまの職場で満足してますか?一級建築士が転職すべきベストなタイミングとは
一級建築士をとったら常にキャリアアップのことを考えて働いきましょう。
いまの職場で納得がいかないのであれば、早めに転職先を探すことをおすすめします。
転職するベストなタイミングっていつなの?
どのタイミングで転職するのがベストなのかは、いま自分が会社でどの立ち位置にいるのかで違ってきます。
20代〜30代半ばの若手であれば一級建築士をとったタイミングで自分のこれからの仕事内容を振り返る時期です。
30代半ば〜40代の中堅、50代のベテランなどでタイミングが違います。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
この記事の対象者
▶︎一級建築士を取ったけどその先どうしたらいいのか悩んでいる人
▶︎仕事環境が過酷で仕事量に対して給与が見合っていないと思う人
▶︎いまの職場に居続けることで得られるものがないと思う人
上記の方々に対して建築設計業界での若手、中堅、ベテランの転職するベストなタイミングをご紹介します。
結論から言ってしまうと…
どの世代でも、自分の人生でその先にやりたい事が見つかった時が転職するベストなタイミングです。
この記事が少しでも自分のやりたいことと仕事のミスマッチが無くなるきっかけになれば幸いです。
【自己紹介】
Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所
設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。
店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。
現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。
設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成!
住宅に関する悩みを解決すべく、ブログやTwitterで情報発信しています。
「いいね!」や「フォロー」していただけるとうれしいです。ヨロシク(b・ω・d)デス♪
それからコメント欄はこれまで皆さんが経験してきたことを発信する場として使っていただければ幸いです。
役立つ情報をみんなで共有できるような書き込みは大歓迎です。
目次
世代別のベストなタイミング
建築設計業界での世代を
・若手→20代〜30半ば
・中堅→30代半ば〜40代
・ベテラン→50代
として各世代ごとのベストなタイミングを考えていきます。
20代〜30代半ばの若手
学生の時に一級建築士の試験に合格した人は会社に入社して3年目、一級建築士の免許登録要件を満たした時期が転職するベストなタイミングです。
実務経験を積んで働きながら一級建築士を取った人の場合は一級建築士を取得した時期がベストなタイミングです。
職場に疑問を持つようになるのもこの時期だからです。
会社の中堅やベテランの仕事ぶりを見てベテランが中堅をいいようにこき使っているように見えてるのもこの時期だと思います。
自分もそうなるのかと先の不安を感じるのであれば、早いうちに転職を考えた方がいいと思います。
まだ若手の時期なら実務経験がそれほどなくても転職先はたくさんあります。
自分がこれからやりたい仕事の実務経験を積むための転職を真剣に考える時期だと思います。
30代半ば〜40代の中堅
中堅の場合は自分の人生でその先にやりたい事が見つかった時が転職するベストなタイミングです。
会社の中堅になると日々の仕事に追われて転職を考える暇がないと思います。
一級建築士の資格も取り実務経験も十分にあるこの時期は、転職するタイミングが難しいと思います。
長期の大きなプロジェクトに関わっているのであれば、途中でやめるのはもったいないと思います。
大きなプロジェクトは自分の実績としてキャリアアップの時に役に立つからです。
しかしながら、別段大きなプロジェクトもなく中堅になっても管理職になっていないのであれば、転職を考えた方がいいと思います。
このまま会社にいたら自分の望む人生が送れないと思ったのであればそのタイミングで転職した方がいいと思います。
50代のベテラン
転職するなら最後のチャンス、現状維持の方が年収も下がらずにすみ、転職するデメリットの方が多くなります。
転職するよりも独立を考えた方がいい時期だと思います。
会社に依存しないで自分の能力だけで仕事をやっていこうと思ったらその時が独立のタイミングです。
建築設計の業界では50代の転職は体力的にも無理ができないので年収が下がる傾向があります。
40代で独立して会社を経営していた人がうまくいかずに、
50代で会社に転職してくるケースは多いのですが、仕事のやりがいを求めるような転職はなかなか難しいと思います。
給与が安くてもやりがいを求めるのであれば、まだ始めたばかりの会社に転職することをおすすめします。
今まで経験したことが活かして会社の顧問や相談役としての需要はあるのでとてもやりがいのある仕事だと思います。
建築士のおすすめ転職サイト
20代半ばから30代で転職を3回経験した私がおすすめする転職サイトは以下になります。
建築士におすすめの転職サイト
・RSG建設転職
・リクナビNEXT
・ビズリーチ
・アーキテクト・エージェンシー
・A-worker
どのサイトもじっくりと転職先を探すのに役立つのでぜひ利用してみてください。
※転職サイトへ登録する際には転職専用のメールアドレスを用意しましょう。
RSG建設転職
建設業界専門の転職エージェントが転職をサポートしてくれます↓
【PR】
建設業界に精通したプロが対応してくれるので、自分の希望に合った求人を厳選して紹介してくれます。
インターネットでは出てこない最新の企業動向や求人情報をもっているため、精度の高いマッチングが可能となります。
RSG建設転職のオリジナル面接対策など、転職サポートが充実しているのがいいですよね。
取引企業数全国2000社以上、非公開求人を含めた常時5000件を超える求人案件を保有しています。
リクナビNEXT
言わずとしれたリクルートが運営する転職サイトです↓
【PR】
グッドポイント診断などを利用して応募先の企業にアピールすることができます。
また、スカウト登録というサービスがあり、
職務経歴や転職希望条件などを匿名で登録しておくと、あなたに興味を持った求人企業や転職エージェントから直接オファーが届きます。
企業からの注目度ランキング・オファーの数などが確認できるので、自分の転職市場価値がわかります。
取り扱っている求人数はどのサイトよりも数多くあります。
ビズリーチ
こちらもテレビCMなどで有名な転職サイトです↓
建設業界の転職サイト:ビズリーチ
鹿島建設や大林組など大手ゼネコンだけでなく、YKKapなど大手メーカーなどの求人も数多く掲載されています。
ビズリーチは、他の転職サイトでは掲載していない「非公開求人」を多数保有しています。
一般には公開されていない求人にアクセスでき、より多くの選択肢に出会えます。
アーキテクト・エージェンシー
㍿クリーク・アンド・リバー社という人材紹介事業をおこなっている会社が運営そする転職サイトです↓
アーキテクト・エージェンシー
大手企業や有名企業の求人、例えば東急建設株式会社や戸田建設株式会社、森ビル株式会社、株式会社久米設計、株式会社日建設計などがあります。
もちろん他にもたくさんの企業の求人を取り扱っていますが、建築業界特化しているだけあって、大手企業からの信頼が厚い転職サイトです。
A-worker
ユニオンシステム株式会が運営する設計事務所に特化した転職サイトです↓
A-worker
2020年8月にリニューアルしたまだ新しいサイトなので、掲載数は少ないのです。
A-workerは建築設計事務所に特化した求人サイトです。
設計業界に特化したサイトならではのWEB履歴書で専門分野の強みや建築スキルを細かくアピールできます。
設計事務所の担当者と直接チャットができるので話して聞きたい不安を解消できます。
検索項目が細かく設定されているため自分に合った転職先を探しやすい、これから期待のサイトです。
まとめ
今回は建築設計業界での若手、中堅、ベテランの転職するベストなタイミングをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
■20代〜30代半ばの若手
→会社に入社して3年目または一級建築士を取得した時
■30代半ば〜40代の中堅
→自分の人生でその先にやりたい事が見つかった時
■50代のベテラン
→転職するよりも独立を考えた方がいい時期
→仕事にやりがいを求めたいと思った時
※給与は安くなるがやりがいを求めるならまだ始めたばかりの会社に転職するのがベスト
転職することでキャアリアアップしていく方がその先の人生の選択肢が増えると思います。
転職先を探すだけでも、いまの自分の置かれている会社環境を考え直すきっかけになります。
会社の規模にもよりますが内部から会社の体制を変えるにはトップの考えがとても重要になります。
自分の考えとあわないのであれば、早めに見切りをつけて転職した方が無駄な努力をしなくて済みます。
建築設計業界は会社がとってくる仕事内容で自分のキャリアが決まってしまいます。
自分がやりたい仕事でないのであれば、早めに転職先を探すことをおすすめします。
この記事が少しでも自分のやりたいことと仕事のミスマッチが無くなるきっかけになれば幸いです。
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アーキトリック一級建築士事務所