狭小住宅の暮らしを豊かにするために採用すべき間取りのアイデア5選

不動産で土地を探していると、町の中心部の敷地で利便性が高く、土地代が安いけれど狭小の敷地がよく売られています。

狭小の敷地では狭小住宅を建てるしか無いのですが、敷地が狭すぎて思い通りの注文住宅ができないのではと心配になりますが…

狭小住宅でも暮らしを豊かにすることができるの?

狭小住宅でも暮らしを豊かにする注文住宅を作ることができます。

限られたスペースだからこそ思い切った間取りができたり、自分達の生活スタイルに合わせた注文住宅を設計することが可能です。

設計事務所の注文住宅は間取りの自由度があるからこそ実現できることだと思います。

設計事務所の注文住宅のメリットとデメリットについてはこちらの記事をご参照ください↓

今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。

この記事の対象者

▶︎注文住宅で狭小住宅を作ろうと考えている人

▶︎狭小住宅でも暮らしを豊かにするためのアイデアを探している人

上記の方々に対して狭小住宅でも暮らしを豊かにすることができる間取りのアイデアを5つ紹介します。

この記事が狭小住宅しかたたない土地でも暮らしを豊かにするための設計に役立ってくれれば幸いです。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成!

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狭小住宅の間取りアイデア5選

私がおすすめする狭小住宅の間取りアイデアは以下になります。

狭小住宅の間取りアイデア5選

①階段下のスペースを有効活用
②空間の区切りを減らす
③高窓や地窓で光や風を取込む
④可変性のある間取りにする
⑤地下室やロフトを作る

階段下のスペースを有効活用

狭小住宅の場合は階段下のスペースを有効活用しましょう。

階段下は上手く使えば収納だけでなく、トイレやワークスペースにもなります。

狭小住宅では以下にデッドスペースを作らないかが重要になります。

階段下だと上り下りの時に音が響いいてうるさいなどの問題もありますが、ずっとそこにい続けることはないのでさほど気になりません。

狭小住宅の場合はスペースが限られているので、

階段下のスペースをデッドスペースにしてしまうよりもトイレやワークスペースなどに有効活用した方がその他の部分が広く使えるのでおすすめな方法です。

空間の区切りを減らす

狭小住宅の場合は空間の区切りを減らしましょう。

部屋を間仕切り壁などでなるべく区切らない方が広く感じるからです。

また、廊下などをなるべく作らないような間取りの工夫が必要になります。

部屋を作るときも間仕切り壁には構造材や筋交を入れないなど、後から取り外せるような工夫が必要だと思います。

間仕切りがなくひとつの空間ができれば狭小住宅とは思えない空間的な広がりを感じることができます。

高窓や地窓で光や風を取込む

狭小住宅の場合は高窓や地窓で光や風を取込む工夫しましょう。

両隣に家が立っている場合など大きな開口部を作ってしまうと隣からの視線がとても気になります。

そんな場合は高窓や地窓で光を取り入れると人目を気にせずに室内を明るくすることができます。

高窓を設けると自然換気がスムーズになり夏場は窓を開けるだけで室内の熱気を外に逃すことができます。

高窓や地窓を上手く作り光や風を上手く取込む工夫をしましょう。

可変性のある間取りにする

狭小住宅の場合は家具などを上手く利用して可変性のある間取りにしましょう。

住宅は長い間で住まい方が変わっていきます。

例えば、子供部屋が必要になったり、または必要無くなったりするするなど…

家具などを上手く利用して可変性のある間取りにするとその時の住まい方に合わせて間取りが変えられるのでとても便利です。

地下室やロフトを作る

狭小住宅の場合は地下室やロフトを作ることを検討しましょう。

建築コストは高くなってしまいますが、地下室やロフトを作れば使える空間をさらに増やすことができます。

地下室は映画鑑賞や楽器演奏のための趣味の部屋にすることもできますし、湿気や雨に対応できる設備を設けて静かな寝室としてもいいと思います。

ロフトを設けるには天井までの高さが1.4メートル以下であることや、はしごを固定しないなどいくつかの条件がありますが、

秘密基地のような寝室や収納、趣味のスペースを増やすことができるため、狭小住宅の工夫としては有効な手段です。

狭小住宅を設計する時の注意点

狭小住宅を設計する時の注意点は以下になります。

狭小住宅を設計する時の注意点

・AC室外機やエコキュートの位置
・隣との生活音などの配慮
・足場や工事車両のスペース確保

AC室外機やエコキュートの位置

狭小住宅の場合はエアコン室外機やエコキュートの位置に注意しましょう。

敷地境界線から建物外壁までの距離を50センチ以上開けなければならないのはご存知でしょうか?

民法の234条では「建物を築造するには、境界線から50センチメートル以上の距離を保たなければならない」と定められています。

エアコンの室外機などこの50センチの隙間に設置してしまうと、「ショートサーキット」を起こしエアコンの効率が落ちたり、故障の原因になったりします。

また室外機の出す風の方向が隣の家の寝室だったりするとご近所トラブルの原因となる場合もあります。

エコキュートの設備は貯蔵タンクなどメンテナンスが必要な場合もあるのでしっかりとスペースを確保しておきましょう。

あらかじめエアコン室外機やエコキュートの配置は図面上でしっかりと確認した上で設置しょう。

隣との生活音などの配慮

狭小住宅の場合は隣との生活音などに配慮しましょう。

住宅が密集している敷地に建てるということは、他の家から漏れてくる音を遮断することと自分の家から出る音を遮断することの両方が必要となります。

騒音はご近所トラブルの上位となる深刻な問題です。住み始めてから対策を検討することはとても難しいので、間取りを考えるとき隣の家の間取りも考慮して考えましょう。

足場や工事車両のスペース確保

狭小住宅を建てる場合は足場スペースや工事車両をとめられるスペースをしっかりと確保しましょう。

隣との壁の隙間は民法上は50センチ離さなければならないのですが、この50センチに足場を設けることはとても大変です。

外壁などサイディングを張ったり、左官で仕上げる場合などある程度の作業スペースがないととても大変です。

1階で材料を作ったり切ったりするスペースの確保はもちろんですが、作業場所へ行ったり来たりになるので作業日数にはある程度の余裕を見ておきましょう。

まとめ

今回は注文住宅で狭小住宅を作ろうと考えている人に狭小住宅でも暮らしを豊かにすることができる間取りのアイデアを5つ紹介してきました。

まとめると以下になります。

狭小住宅の間取りアイデア5選

①階段下のスペースを有効活用
②空間の区切りを減らす
③高窓や地窓で光や風を取込む
④可変性のある間取りにする
⑤地下室やロフトを作る

狭小住宅を設計する時の注意点

・AC室外機やエコキュートの位置
・隣との生活音などの配慮
・足場や工事車両のスペース確保

狭小住宅はデメリットが多いのは確かですが、土地代が安く、税金も優遇されて、利便性の高い土地が多いのも確かです。

家づくりは要望が多くてあたり前ですが、最初からハードルをあげるのではなく、

こんなに狭い土地でもこれもできる、これも実現可能というように少しずつハードルをあげていく間取りの作り方も面白いと思います。

狭小住宅だからこそできる空間の面白さや住まい方を考え、自分にあった快適な住まいを実現しましょう。

この記事が狭小住宅しかたたない土地でも暮らしを豊かにするための設計に役立ってくれれば幸いです。

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アーキトリック一級建築士事務所

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