超簡単!!臭いけど超簡単な穴釣り用の自作ワームの作り方

穴釣りやアジングなどで使うワームですが、すぐなくなってしまったり、消耗が激しいので馬鹿にできない出費となります。

正直なところ、臭い付きのワーム(Gulp!ガルプ)以外は自作のワームで十分だと思っています。

今回は自分で簡単にワームを作る方法をご紹介します。
自作ワームを大量にストックしておけばいつでも楽しむことができます。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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必要な道具と材料

必要な道具と材料
必要な道具
・電子レンジ
・耐熱ビーカー
・油粘土
・ネジや市販ワーム
・はさみ
・軍手
・マスク
・割り箸
・ジッパー付きの袋
必要な材料
・いらない中古ワーム
・サラダ油

※電子レンジはかなりゴム臭くなります。

臭いの出ないワームマテリアルがあります。
素材が手に入り次第、作ってみて記事を書きます。

※耐熱ビーカー、油粘土は100均のもので十分です。

※ネジや市販ワームは型をとる時に使います。

※いらない中古ワームはバス用のアメリカンタイプなど中古ワームで十分です。

50円から150円前後の作りたい色のものを大量に用意します。
電子レンジを使うのでラメが入ったものはやめたほうがいいかもです。

※サラダ油は作ったワームがくっつくのを防ぐためのものです。
魚醤やシーチキンの残りの油などで臭い付きのものなども効果的です。

作り方

1.ワームの型を作る
2.材料をカットしてぶち込む
3.レンジでチン
4.熱々を型に流し込む
5.型から外してバリをとる
6.油をなじませる

1.ワームの型を作る

ワームの型を作る

市販のワームと同じくらいの長さになるようにネジなどで型をとります。

ネジだと片面だけの模様になってしまいますが、実際の釣れ具合などに模様は関係ありません。

溝の深さがワームの太さになるのでネジを押し込む力加減は必要です。

穴つり用のワームの大きさだと、1パック180円の中古ワームから20本×3回=60本程度作れます。

※市販のワームが400円で12本程度なのでかなりお得感があります。

2.材料をカットしてぶち込む

材料をカットしてぶち込む

耐熱ビーカーにはさみで細かくカットしてぶち込みます。
なるべく均一になるようにカットします。

かなり熱くなるので軍手を用意しておきましょう。あまり入れすぎると火が付いたとき危険なのでほどほどにしましょう。

※塩を入れると比重が重くなります。重めのワームで底を狙いたいときはおすすめです。

※ラメの入っているものなどは火花が散ったりするのでやめたほうがいいと思います。

3.レンジでチン

レンジでチン

レンジの設定は500wで2分で設定します。溶け始めは煙が出てぐつぐつしだしたらレンジから取り出し割り箸でかき混ぜます。

かなり熱くなるので軍手でビーカーを取り出しましょう。

ゴムの溶けたあま~い臭いが漂うので、レンジを使うときはしっかりと換気しましょう。必要に応じてファブリーズしましょう。

※完全に溶けていなくても底のほうが溶け始めたら、割り箸でかき混ぜれば全体が溶けます。

4.熱々を型に流し込む

熱々を型に流し込む

油粘土の型に流し込みます後でバリはとるのであまり気にせずにどばぁ~と型に流し込みます。

溶かしたワームの温度にもよりますが、1分程度で固まりますのでしばらく放置します。

5.型から外してバリをとる

型から外してバリをとる

固まったらはさみでバリをとります。とったバリはまた溶かして使えるので捨てないでとっておきましょう。

左が市販のワームです。ほぼ同じ大きさのものができます。

油粘土が付いているので水洗いして布で水分を拭き取ります。

※テールの部分の長さは、はさみで微調整します。

6.油をなじませる

ジッパー付きの袋(写真は中古ワームの袋)にいれサラダ油を数滴たらします。

油が全体になじむようにワームを揉みほぐします。

※自分は、この時点で魚醤やシーチキンの残りの油などもまぜてワームに臭い付けします。

穴釣りの時、魚の食いつきが悪いときはGulp!ガルプをよく使うのですが、
Gulp!ガルプからリキッドタイプやスプレータイプの液体製品がでています。

この液体にワームを漬け込みビン詰めにし保管すると、においも付いて魚の食いつきがよくなります。

※自作ワームは浸透性があまりないため、おくまで液体が染み込みませんのでご注意ください

※どろどろの液体状のときに混ぜたほうがニオイ付けにはいいと思います。混ぜるときはなるべく水分を飛ばしてからにしましょう。

まとめ

バリとりが大変ですが60本作るのに30分程度でおわります。

メバルやカサゴをはじめ、アジ、ヒラメ、クロソイ、アイナメ、ベラなど様々な魚種をこのワームで釣ることができます。

ジグヘッドの針は必要ですが、自作で中古ワームを利用して作れば大量に自分好みのワームを作ることができます。

注意:ワームが溶けるとき放つ臭いには、可塑剤のフタル酸系ゾルなどのにより臭いを放っているそうです。

この臭いは髪の毛などに染み付いてしまい、一日中においます。

食欲がなくなったり、ひどい場合は吐き気を催したりするので、

煙は絶対にすわないようにしましょう!!

追記:大島商店様からTwitter経由でワームマテリアルを紹介してもらいました。次回は臭いの出ないつくり方を紹介します。

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