後悔しないためのチェックポイントを徹底解説!ありがちな住宅トラブル5選
どんな有名なハウスメーカーを選んでも、たくさんの情報を入手してもこれを知っておかないとトラブルになるという重要なポイントがあります。
これから注文住宅を建てたり、マイホームを購入しようと考えているみなさんは、
住宅にありがちなトラブルや動画を見て不安になることはあると思います。
どんなトラブルが多いの?
住宅購入でのトラブルで多く聞かれるのが次のような事項です。
住宅購入でのトラブル
・悪徳営業マン:現地見学でまるめ込まれて購入してしまった
・担当者の説明、確認不足:打合せで変更事項の確認が不十分だった
・標準仕様の機能が低い:予算を大幅にオーバーしてしまった
・現場への伝達ミス:希望と違うサイズや素材になってしまった
・手抜き工事、突貫工事:引き渡し前や居住後に欠陥が見つかった
一生に一度かもしれないマイホームの購入でこんなトラブルがあると、
その後30年、40年とストレスを抱えながら暮らすことにもなりかねません。
私は18年間(2024年現在)注文住宅やリノベーションを中心に設計事務所を運営して行きましたが、
住宅トラブルは今回ご紹介するチェックポイントに気をつければ回避できると考えています。
今回は一級建築士の視点からトラブルを回避するためのチェックポイントをご紹介します。
この記事を読むと以下のことがわかります。
この記事でわかること
・ありがちな住宅トラブル5選
・トラブル回避のためのチェックポイント
上記のことがわかります。
住宅購入は一生に一度のビックイベントなので、慎重に話を進めないと30年以上もストレスを抱えて後悔することになってしまいます。
注文住宅だけでなく土地探しや建売住宅を考えている方にも当てはまることなので、ぜひこの記事を参考にしてください。
【自己紹介】
Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所
設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。
店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。
現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。
設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成!
住宅に関する悩みを解決すべく、ブログやTwitterで情報発信しています。
「いいね!」や「フォロー」していただけるとうれしいです。ヨロシク(b・ω・d)デス♪
それからコメント欄はこれまで皆さんが経験してきたことを発信する場として使っていただければ幸いです。
役立つ情報をみんなで共有できるような書き込みは大歓迎です。
目次
ありがちな住宅トラブル5選
ありがちな住宅トラブルで気を付ける注意点は以下になります。
ありがちな住宅トラブル5選
・希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点
・契約・打合せの注意点
・予算オーバーの注意点
・施主検査・引き渡しの注意点
・保証・アフターサービスでの注意点
希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点
希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点は以下になります。
希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点
・焦りは禁物
・私道を含んでいるかどうかチェック
まずは注文住宅を建てる土地探しから始める方、建売住宅を探す方への注意点について考えてみましょう。
焦りは禁物
不動産検索サイトや新聞折込チラシなどで希望にあった物件が見つかったら、電話やメールで問い合わせしますよね。
その際に
「つい先ほど売れてしまいました」
「現在他の方が検討している状況です」
などと言われたら、
出遅れた!と焦らずに「おとり広告ではないか?」と疑ってみましょう。
おとり広告とは「すでに売れてしまっている物件」や「実在しない物件」を掲載して購入希望者を引き寄せる手口です。
「つい先ほど、ほかの人が」と聞くと見つけたらすぐに購入しなくちゃという気持ちになってしまいます。
それが狙いの場合もあるということです。
その後にまだホームページなどで公開していないお宝物件がありますよ!運がいいですねというようなセリフが出たらあやしさ満載です。
9割引くらいのテンションで聞いておいてください。
現地見学には、優先している条件や予算の上限を再度確認してから出かけましょう。
現地で実物を目にすると「無理をしてでも購入しよう」という気持ちになってしまう可能性があるからです。
特に「お宝物件」と言って紹介される物件は確かに魅力的なものかもしれませんが、予算オーバーしてしまう場合が多いように思います。
土地や建物の価格はあくまでも、はじめの一歩でその後にさまざまな費用がかかります。
この時点で予算を大幅にオーバーすることがないように慎重に検討しましょう。
営業担当者に「ここで決めなければ次の人が契約してしまいますよ」と言われて焦るかもしれませんが、
少し考えたいと思う場合は納得がいくまで家族と話し合ってからにした方がいいでしょう。
私道を含んでいるかどうかチェック
土地には接道義務があり、接している道路が公道か私道かで変わってきます。
接道義務とは建築基準法に定められた幅員4m以上の道路に2m以上接していなければならないと定められています。
購入を考えている物件が私道を含んでいるかどうかを確認しましょう。
私道とは個人や法人が所有する土地の一部としてある道路で原則として所有者の許可がないと通ることができない道路になります。
例えば上の図のように行き止まりになっているところの一画にある物件です。
私道は接している土地の所有者全員で所有権を持つ「共有」と等分に分割してそれぞれの単独名義にする「分筆」があります。
住宅を建築する場合は水道やガスの工事を行ったり、人や車が自由に通行したりすることを所有者が承諾しているという「通行・掘削承諾書」が必要になるなど、
知らずに購入すると意外なトラブルが生じる可能性もあるので、契約前に確認しましょう。
契約・打合せの注意点
契約・打合せの注意点は以下になります。
契約・打合せの注意点
・ローン特約がついているかチェック
・手持ち金が十分かどうかチェック
・打合せは何度でも無料なのかをチェック
・変更点が図面上で反映されているかチェック
・後から変更できないものをチェック
契約時やその後の打合せは書類にしっかりと目を通さなかった、言った・言わないでトラブルになることも多いです。
重要事項説明書や売買契約書は文字がぎっしりと並んでいて、専門用語も多いので理解できていないことがあってもそのまま進めてしまいがちです。
それでは次に契約・打合せの注意点を見ていきましょう。
ローン特約がついているかチェック
ローン特約とは予定していたローンの審査が通らなかった場合に売買契約を白紙に戻して支払済の手付金が返還されるという特約のことです。
住宅ローンの本審査には売買契約書が必要です。
順序としては
事前審査→売買契約→本審査
となり、事前審査を通過していても本審査が通らないケースも珍しくありません。
売買契約書にローン特約が付加されているかどうかを必ず確認しましょう。
ローン特約が付いていれば借入希望額の満額が通らなくて購入ができなくなった場合も、ローン特約により解約ができます。
手持ち金が十分かどうかチェック
住宅の購入を考えていろいろ調べていると、頭金ゼロでも「フルローン」を利用して住宅が購入できるという話を聞くことがあると思います。
手持ちのお金を一切出さなくても家が買えるの?
答えはNOです。
契約時に必ず現金で支払わなければならない費用はあります。
その他にも土地と注文住宅の場合は以下のような費用がかかります。
土地と注文住宅の費用
・土地の仲介手数料:半額〜全額
仲介手数料=(売買代金×3%+6万円)×消費税
・土地の手付金:相場は5〜10%
・注文住宅の契約金:相場は工事代金の10%
建売住宅の場合は以下のような費用がかかります。
建売住宅の費用
・仲介手数料:半額〜全額
仲介手数料=(売買代金×3%+6万円)×消費税
・手付金:相場は10%
また、ほとんどの方はご存知だと思いますが、住宅ローンを利用するための融資手数料や事務手数料、火災保険料などもあり、必ず物件価格+αとなります。
物件価格以外の費用まで住宅ローンに組み込むと物件価格を上回る借入になってしまいます。
金融機関によって物件価格よりも借入額がどれだけオーバーできるかもさまざまです。
資金計画はしっかりと行いましょう。
打合せは何度でも無料なのかをチェック
契約の前に間取りや見積書ができているはずなので、契約後はそれをもとに具体的な建材や住宅設備を決めるために打合せを重ねます。
着工前の打合せは、2〜3ヶ月の間に1回1〜3時間、5〜10回を目安に完成させることが望ましいとされています。
もちろんもっと長い期間をかけて、何十回も打合せをするというケースもあります。
基本的に打合せの回数に制限はないと思いますが、
施工会社によっては「○○回以上は有料」としているところもあるので初めに確認しておきましょう。
変更点が図面上で反映されているかチェック
打合せノートに変更内容がしっかりと記してあるのに、工事がはじまってから見ると変更前の内容になっていて、
大工さんに聞いてみたら「図面通りですよ」と言われて修正ができなくなってしまったという経験談も聞かれます。
確かに伝えたことでも図面に記されていないと修正するのに追加料金が必要になってしまいます。
打合せをして最終的な図面にOKのサインをする際は、すべてチェックしておかないとこのようなトラブルが生じる可能性があります。
追加や変更があった部分はメモをとって必ず最終チェックをしましょう。
後から変更できないものをチェック
着工前には建築基準法の規定に適合しているかどうかの建築確認申請をする必要があるので、
変更したい部分があればここでしっかりと打合せをして変更の合意をかわします。
その後は建物の大きさや天井の高さ、位置を変えるような間取りの変更ができない場合がほとんどです。
サイズアップするのは大変で、窓の位置や大きさも簡単に変えることはできません。
そのような部分をどうしても変更したい場合は変更申請や再申請が必要になり、かなりの手間になるので有料になる場合もあります。
工期に支障が出るような場合は「できません」と言われることもあると思います。
申請前の確認はとても大切です。
打合せでは言った・言わないのトラブルが起こりがちです。
変更や追加が多くなったり、考えがまとまらずに打合せの回数が多くなったりするとトラブルが発生しやすくなるので、できる限り効率的に進められるようにしておきましょう。
予算オーバーの注意点
予算オーバーの注意点は以下になります。
予算オーバーの注意点
・標準仕様の設備をチェック
・削減できる項目をチェック
注文住宅では当初の見積もりよりも数百万円の予算オーバーすることも多いです。
設備のランクアップや機能性の高いものを選んでいくとすぐに100万円単位で費用が増えてしまいます。
標準仕様の設備をチェック
見積もりの段階でシステムキッチンのグレードや窓の性能、玄関ドアの素材など標準仕様をしっかりとチェックしておきましょう。
後で確認したら食洗機が浅型で容量不足だった、玄関ドアがスマートキーではなかった、窓枠がアルミ製だったなど、機能不足の可能性もあります。
生活の利便性が低下するものは予算オーバーしてでもグレードアップしたくなりますよね。
住宅ローンの借入額より多くかかる分は自己資金で補うようになります。
貯蓄にゆとりがあれば良いのですが、引越しにもお金がかかり、暮らし始めてから必要なものも多くなるものなので、手持ち金がゼロになるようなことは避けたいです。
削減できる項目をチェック
費用を削減するには色々な方法があります。
特に水まわりの設備を見直すことで100万円単位の削減になることもあります。
一例としては以下のような方法があります。
・メーカーやブランドに対するこだわりを捨ててみる
・キッチン周辺収納を施主支給にする
・クロスを量産品にする
◾️メーカーやブランドに対するこだわりを捨ててみる
施工会社によって得意とするメーカーがあり、おすすめのメーカーを選ぶことで費用が抑えられることが多いです。
◾️キッチンの周辺収納を施主支給にする
食器棚や背面収納などを全て同じメーカーで揃えるとかなりの高額になるので、周辺収納は好みのものを選んで施主支給にするのも良いでしょう。
◾️クロスを量産品にする
クロスには「量産品」と1000クラスと言われる「一般品」があり、量産品の方が安価です。
このような部分で調整を考えてみるのもいいですね。
設備選びをしている時にはあれもこれもと考えてしまいますが、本当に必要なものを見極めてできるだけ予算オーバーしないように頑張ってみましょう。
施主検査・引き渡しの注意点
施主検査・引き渡しの注意点は以下になります。
施主検査・引き渡しの注意点
・工事途中の施主検査でチェック
・引き渡し前の施主検査でチェック
・未完成での引き渡しはNG
建築中の大まかな工程やスケジュールは把握しておくようにしましょう。
ほとんどの施工会社では契約時や地鎮祭の時に完成までの工程表を渡してくれます。
打合せの段階では大工さんと話す機会がほとんどないので、トラブルを防ぐためにも着工後、大工さんたちとマメにコミュニケーションをとることは大切です。
現在の住まいと近いなら着工後はなるべく足を運ぶようにした方が良いでしょう。
建築現場が遠かったり、仕事でなかなか時間がとれなかったりする場合は、キッチンなどが入る設備設置工事や配線工事、内装工事などの節目ごとに足を運んで見ると良いでしょう。
特に、コンセントや照明の配置などは壁が出来上がってしまってから変更をお願いすると下地をはがしたり壁に穴を開けたりして、費用が跳ねあがります。
そうならないために、配線工事の日に立ち会って確認しておくことをおすすめします。
工事途中の施主検査でチェック
施主検査は引き渡し前だけでなく工事途中でも行えます。
完成した時には見えなくなってしまう鉄筋や柱、断熱材の施工状態などのチェックは素人でもわからないことが多いので、専門家に同伴してもらうと安心です。
特に、断熱材は暮らしに大きな影響を与えるものなので、自分の目で確かめておくに越したことはないかもしれません。
また、契約時に図面から変更があった箇所が反映されているかの確認もこの段階で必ず行いましょう。
建築途中でこだわりの腰壁に全く違う建材が使われていることに気づいて、全部はがしてやり直ししてもらったこともあります。
しっかりと伝えてもそのようなことはありえるのでしっかりと確認しておきましょう。
引き渡し前の施主検査でチェック
引き渡し前に設計図面通りに施工されているか、キズや不具合はないか、設備に異常はないかなどの「竣工検査」が施工会社や工事監理者によって行われます。
施主が立ち会って行われるのが「施主検査」になります。
当然設計図面通りにキレイに仕上がっているだろうと引き渡しを楽しみにしている人がほとんどだと思いますが、
チェックしてみたら設計図面と違かったり、工事が雑でこのまま引き渡せないということもありえます。
必ず、電気、ガス、水道を開通してもらった上で確認するようにしましょう。
床下や天井、屋根裏の確認は素人には難しいかもしれませんが、必ずのぞき込んでみてください。
床下に水たまりがあったり、天井裏に水滴があったり、カビ臭いなどの症状があったら、水漏れや換気不良の可能性もあります。
しっかりと確認しておきたい場合は有料でも専門家にお願いするのが良いでしょう。
未完成での引き渡しはNG
工事が遅延して施主検査当日に未完成であることがわかったというケースもあります。
引き渡しと残金の支払いは同時に行うことが一般的ですが、「未完成の部分がありますが引き渡しの手続きだけお願いします」などと言われたら要注意です。
未完成のまま引き渡し手続きをすることは絶対に避けましょう。
いちばんの心配は、完成前に施工会社が倒産してしまうことです。
支払いが済んでいると未完成のまま返金されなくなってしまいます。
倒産は稀なケースかもしれませんが、引き渡し手続きが済んだ途端に対応が悪くなってすぐに工事や修繕をしてもらえないなどのトラブルは珍しくありません。
引き渡しが遅れると、賃貸契約を解除して引越しが決まっていたり、お子さんの転校手続きをしてしまっているなどの実生活に支障が出てきます。
注文住宅の場合はそのような不安もあるので、建築中の経過はしっかり把握しておくことをおすすめします。
賃貸物件の退去連絡はいつまでにすれば良いのか契約書で確認をしてギリギリまで様子を見るのも良いかもしれません。
保証・アフターサービスでの注意点
保証・アフターサービスでの注意点は以下になります。
保証・アフターサービスでの注意点
・法的な保証内容をチェック
・施工会社独自の保証をチェック
新築住宅は、最低10年の保証(契約不適合責任)が法律で義務づけられています。
それ以外に設備のメーカー保証、ハウスメーカーや工務店が独自に設けている保証などがあります。
法的な保証内容をチェック
契約不適合責任の保証範囲は以下になります。
・住宅の基礎
・土台
・壁
・柱
・筋交
・床
・小屋組
・屋根
・梁
など住宅の構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分になります。
詳細は国土交通省のHPで確認できます↓
国土交通省「住宅瑕疵担保制度ポータルサイト」
施工会社独自の保証をチェック
施工会社独自の保証では契約不適合責任の範囲ではない内装や外装なども保証してくれる場合があります。
この保証内容が施工会社を選ぶ際の重要なポイントのひとつになることもあります。
正確な内容を確認しておきましょう。
アフターサービスの内容は施工会社によって大きく異なります。
引き渡し後はどのようなサービスが受けられるのか、点検やメンテナンスなどの内容も含めて契約書で必ず確認しましょう。
施工会社によって期間もさまざまで、無料のものと有料のものがあるので注意しましょう。
初めてマイホームを購入する際はわからないことがたくさんあると思います。
後悔やトラブルを防げるよう、できるだけ知識をもっておくことをおすすめします。
まとめ
今回はありがちな住宅トラブルを知りたい人や後悔しないためのチェックポイントを知りたい人に対して、
後悔しないためのチェックポイントを徹底解説してありがちな住宅トラブルをご紹介してきました。
まとめると以下になります。
ありがちな住宅トラブル5選
・希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点
・契約・打合せの注意点
・予算オーバーの注意点
・施主検査・引き渡しの注意点
・保証・アフターサービスでの注意点
希望に合った土地や建物を見つけた時の注意点
・焦りは禁物
・私道を含んでいるかどうかチェック
契約・打合せの注意点
・ローン特約がついているかチェック
・手持ち金が十分かどうかチェック
・打合せは何度でも無料なのかをチェック
・変更点が図面上で反映されているかチェック
・後から変更できないものをチェック
予算オーバーの注意点
・標準仕様の設備をチェック
・削減できる項目をチェック
施主検査・引き渡しの注意点
・工事途中の施主検査でチェック
・引き渡し前の施主検査でチェック
・未完成での引き渡しはNG
保証・アフターサービスでの注意点
・法的な保証内容をチェック
・施工会社独自の保証をチェック
住宅購入は一生に一度のビックイベントなので、慎重に話を進めないと30年以上もストレスを抱えて後悔することになってしまいます。
注文住宅だけでなく土地探しや建売住宅を考えている方にも当てはまることなので、ぜひこの記事を参考にしてください。
この記事が少しでも住宅トラブルを回避したい人のお役に立てれば幸いです。
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