この玄関設備は避けた方がいい⁉︎あとから後悔する玄関のオプション設備5選

住宅展示場であれもいいなぁ、ネットでこれもいいなぁと思ってもちょっと待って!

住宅の広さや家族構成、気候などによってはやめた方がいい玄関のオプション設備もあります。

どんな玄関設備は避けた方がいいの?

避けて方がいい玄関設備は

後悔する玄関のオプション設備

・明るい色のタイル

・正面がトイレや洗面所

・シューズクローク

・アルミ製の玄関ドア

・両開きの玄関ドア

となります。

もちろんしっかりと工夫すれば後悔しなくて済むこともあります。

今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。

この記事の対象者

▶︎玄関設備をどうしたらいいのかわからない人

▶︎玄関のオプション設備で後悔したくない人

上記の方々に対して、あとから後悔する玄関のオプション設備を5つご紹介します。

この記事で玄関のオプション設備で後悔する人が少しでも減ってくれれば幸いです。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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後悔する玄関オプション設備

後悔する玄関のオプション設備は以下になります。

後悔する玄関のオプション設備

・明るい色のタイル

・正面がトイレや洗面所

・シューズクローク

・アルミ製の玄関ドア

・両開きの玄関ドア

明るい色のタイル

玄関用のタイルにはグレーやブラウン、ベージュなど実に様々な色があります。

明るい色の玄関タイルは玄関を明るい雰囲気にしてくれます。

そのため、白やベージュなどの色を選びたいと思う方もたくさんいるかもしれません。

しかしながら、白やベージュなどの明るい色のタイルは汚れが目立ちやすく掃除が大変です。

それに拭き掃除ならまだ毎日できますが、ブラシや洗剤、水を使って掃除するとなると毎日は難しいと思います。

水を使って掃除した後、まだ乾かないところにお子さんが帰ってきて泥でよけいに汚れてしまったなんてこともあります。

何色のタイルにした方がいいの?

ブラウンやグレーなどの少し色の濃いタイルだといいと思います。

ブラウンやグレーなどのタイルだと、土や砂などの汚れが目立ちにくい特徴があるので、少しの汚れなら気にすることなく過ごせます。

ただ、汚れを目立たなくしているだけなので掃除をすることを忘れないようにしましょう。

正面がトイレや洗面所

これは玄関のオプション設備というより玄関とトイレ、洗面所の間取りの問題です。

玄関ドアの正面にトイレがあるとお客さんと家族が玄関にいる場合、トイレに行きたくてもなかなか行きにくいです。

また、トイレから出てきたときに目の前のお客さんと目があっちゃうなんてことも十分に考えられます。

また洗面所も玄関ドアの正面にある場合、洗面所のドアが開いているとお客さんから洗面所の中が丸見えになってしまいます。

洗面所の中が整理整頓されていればまだ良いのですが、いつもそういうわけにはいきませんよね。

さらに、お風呂上がりに洗面所から出てくるところをお客さんから見られてしまうこともあります。

特に年頃のお子さんはとても嫌なんじゃないかなと思います。

なので、トイレや洗面所のドアは玄関から見えない位置に設置することをおすすめします。

シューズクローク

おしゃれな家でよく見かけるシューズクロークって憧れますよね。

靴だけでなく、傘や子供の遊び道具なども収納できて、冬はコートもかけられます。

でも靴をすぐに取り出せなかったり、スペースがあるからといって靴をたくさん買ってしまったりなどデメリットとして感じてしまう方もいます。

それにスペースがあるのでいろいろなものを詰め込んでしまって気づいたときには物置のようになっていたなんてこともあります。

また、シューズクロークを設置するためには広いスペースが必要になります。

そのため、住宅の広さによっては玄関や他の部屋が狭くなることもあります。

このようにシューズクロークだけでなく住宅にとって大切なことは

・家族構成
・住居の広さ
・部屋数
・収納場所


などの住宅全体のバランスです。

住宅全体のバランスをしっかりと考えましょう。

もしシューズクロークを設置することで住宅全体のバランスがおかしくなる場合は設置しないことも選択肢としましょう。

シューズクローク自体はとても良い設備なのでうまく機能すれば皆さんの住宅で大活躍すると思います。

アルミ製の玄関ドア

アルミ製の玄関ドアの特徴は軽い、安い、メンテナンスも簡単でとてもメリットの多い玄関ドアです。

アルミでできているので1円玉が軽いことからもわかるように本当に軽い玄関ドアです。

それでいて価格も安くメンテナンスも簡単です。

特にメンテナンスについては木製の玄関ドアと比較すると一目瞭然です。

木製ドアはとてもおしゃれなんですがメンテナンスが必要なのが大変です。

メリットだらけならアルミ製の玄関ドアにするのですが…

アルミ製の玄関ドアにもデメリットはあります。

それは断熱性が劣ること、つまり夏は暑く冬は寒いということです。

玄関ドアには住宅の出入口としての役割以外にも外と内をさえぎる壁の役割があります。

それなのに雨風は防げても暑さ寒さを防げないというのは壁の役割を果たしていないことになります。

玄関が暑かったり寒かったりすると玄関に接している廊下だけでなく住宅全体が暑かったり寒かったりするようになります。

せっかくのマイホームなのにそれでは快適に過ごせませんよね。

しかしながら、今ではアルミ製の玄関ドアにも断熱タイプのドアがあります!

玄関の暑さ寒さ対策をしたいという方は断熱性タイプのアルミ製玄関ドアを選びましょう。

両開きの玄関ドア

両開きの玄関ドアとはドアが2枚組みあわさっている玄関ドアのことです。

両方のドアに取っ手がついているためどちらのドアを使っても出入りすることができるのが特徴です。

他のタイプにはない独特な雰囲気があります。

両方のドアが開けば開口部分が大きくなるので自転車やベビーカーなど大きな荷物も入れやすくなります。

赤ちゃんやお子さんがいる家庭では重宝するドアです。

しかし両開きドアは片開きドアよりもドアの動く部分が2倍になるために広い玄関間口が必要になります。

また風が強い日にはドアを開けたり閉めたりするのも他のタイプよりも大変です。

デメリットとしてはドアが勢いよく閉まることですが、ドアクローザーが付いていれば特に問題はないと思います。

玄関で両開きドアを検討している方は念のためドアクローザーがついているかどうかを確認しておきましょう。

まとめ

今回は玄関設備をどうしたらいいのかわからない人や玄関のオプション設備で後悔したくない人に対して、

あとから後悔する玄関のオプション設備を5つご紹介してきました。

まとめると以下になります。

後悔する玄関のオプション設備

・明るい色のタイル

・正面がトイレや洗面所

・シューズクローク

・アルミ製の玄関ドア

・両開きの玄関ドア

玄関のオプションはメリットだけでなく住居の広さや家族構成によってはデメリットとなることも分かったっと思います。

また、ちょっとした工夫でデメリットも避けられるのでオプションを考えるときにしっかりと調べておきましょう。

この記事で玄関のオプション設備で後悔する人が少しでも減ってくれれば幸いです。

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アーキトリック一級建築士事務所

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