無料相談でどんなこと話せばいいの?設計事務所に最初に伝えて欲しい事

設計事務所に頼むと高くなりそうだとか、こだわりが強いので近寄りがたい…

といったイメージから住宅を設計する際に設計事務所という選択肢を持たない人が多いです。

長年、設計事務所をやっている私としてはもったいないなぁ〜と思います。

設計事務所は無料相談をやっていたり、ファーストプランまで無料のところが多いです。

ハウスメーカーの営業のようにしつこくないので、気軽に無料相談やファーストプランだけでもやってもらうと、その土地の敷地条件や建てられる住宅の特性などがわかります。

プランには著作権があるのでそのまま使うことはできないのですが、後々のハウスメーカーでの打ち合わせにも役に立ちます。

設計事務所の無料相談をしたいけど、
どんなことを話せばいいの?

今回は設計事務所に無料相談やファーストプランを依頼する際に最初に伝えて欲しい事をリストアップしました。

これを見れば、どんなことを話せばいいのかがわかると思います。

この記事が設計事務所に相談する時のチェックリストとしてお役に立てれば幸いです。

(設計事務所と仲良くなると気軽な相談役としてとても使い勝手がいいと思いますw)

設計事務所に最初に伝えて欲しい事

設計事務所に最初に伝えて欲しい事は以下になります。

・建てる場所
・建てたい予算
・住みたい時期
・家族構成と年齢、職業
・欲しい部屋の具体的な希望


建物を設計する際の基本情報となります。

建てる場所

建てる土地が決まっている場合は建てる場所(住所)を伝えましょう。

住所がわかれば法務局で公図をとったり、市役所で用途地域、建ぺい率、容積率、その他の規制などを調べることができます。

建てたい予算

建てたい予算をはっきりと伝えましょう。

設計事務所で設計を依頼する場合は、設計料がかかるのでその分を差し引いた額が建築にかけられる予算となります。

例えば

建物に掛けられる予算2,500万で、坪単価70万の一般的な住宅の場合

2,500÷70=35.71坪

となり、35坪ほどの住宅が建てられることになります。

住みたい時期

希望する住みたい時期を伝えましょう。

設計事務所の場合は、ゼロから設計を行うオーダーメード住宅なので設計期間は長くなります。

建築工事に関しては建設会社や工務店が行います。

ハウスメーカーのように予め制作されたパーツを組み立てていく工法ではなく現場施工が基本となるため工事期間は長くなります。

一般的な住宅(35坪2階建て木造)の場合
設計期間が3〜4ヶ月
建設会社選定や見積り調整期間が1〜2ヶ月
工事期間は5〜6ヶ月
トータルで1年ほどの時間が必要です。

決まった時期までに完成させなくてはならない人は、他の依頼先を検討したほうが無難かもしれません。

家族構成と年齢、職業

家族が増える予定があったり、同居人がいる場合など、一緒に暮らす家族の構成を伝えましょう。

また、年齢や職業などで住宅ローンの借入金額や期間が違ってきます。

欲しい部屋の具体的な希望

リビングや寝室など間取りの基本的な空間の他に、最低限必要だと思う部屋があれば、その広さや使用目的などを明確に伝えましょう。

例えば
「車が趣味なので広いガレージが欲しい」
「大量の本を収納できる書斎が必要」
「家事の合間に趣味の洋裁ができるちょっとしたスペースが欲しい」
などです。

その際
「書斎が欲しいんですけど…」
と伝えるだけでなく
「子どもが寝静まってから読書や仕事ができるように書斎を設けたいんです」
と具体的な希望を伝えることをおすすめします。

そのように伝えられると設計事務所は
「子どもを起こさないよう、物音が聞こえない場所にしよう」
「寝室の近くに書斎つくった方がいいかな」
「パソコンと周辺機器を置けるように広めのデスクが必要だ」
「それならコンセントも多めに必要かな」
など、いろいろ細かい部分まで考えながらプランニングする事ができます。

ファーストプランの前に伝えてほしい事

ファーストプランとは最初の設計提案のことで、設計事務所では配置図、平面図、立面図、建築模型などを作ってもらえます。

ファーストプランを作る前に伝えて欲しい事は以下になります。

・朝から晩までの生活サイクル
・家事作業の要望
・家族だんらんの過ごし方
・趣味嗜好について
・未来の家の暮らし方


ファーストプランはあくまでもたたき台ですが、設計事務所が自分にあっているかの判断材料になると思います。

朝から晩までの生活サイクル

朝起きてから寝るまでどんな生活を繰り返してきたかや、家族のなかでの決まり事などを伝えましょう。

生活サイクルを知ることで、どこにどのくらいのスペースが必要なのかなど知ることができます。

最近はリモートワークなど多くなりましたが、家にいる時間が多くなれば必要なスペースやあったほうがいい設備も増えてきます。

家族の中での決まりごとは

「朝起きたら布団をたたむ」
「家族揃って夕食を取りテレビを消す」
「風呂掃除は子供が順番でする」

などです。

子供でも使いやすいように収納を低くしたり、テレビを置く位置を考えたりプランニングに反映することができます。

家事作業の要望

料理、掃除、洗濯など家事作業はこうしたいという要望を伝えましょう。

例えば
「スーパーなどでの買い物の置き場所は玄関の近くがいい」
「掃除機は廊下の収納にしまいたい」
「洗濯物はキッチンの近くがいい」
「洗濯物をたたむスペースがほしい」
「家族の顔を見ながら料理の支度をしたい」
などです。

それにより家事動線やキッチン・ダイニングなどのレイアウトが違ってきます。

家族だんらんの過ごし方

最近ではテレビを見ない家族も増えてきていますが、夕食の後など家族が集ってくつろいでいる時の過ごし方を伝えましょう。

例えば
・ソファーに横になってyoutubeをみる
・ダイニングに残って晩酌をする
・子供の宿題をみる
・家族揃って麻雀をする
など

家族だんらんの過ごし方でLDKに必要な広さや家具、収納などが変わってきます。

趣味嗜好について

普段からやっている趣味嗜好について伝えましょう。

ガーデニングが趣味の場合は、園芸用品が置ける外から出入りできる物置が必要だったり

プラモデルを作るのが趣味の場合は、作業するスペースはもちろん、作品を飾れる棚や換気する窓が必要だったり

女子会や主婦の集まりが多い場合は、大人数が集まれるスペースが必要だったり

バイクいじりが趣味の場合は、ガレージが欲しくなったりします。

せっかく趣味嗜好があるのならそれを存分に楽しめるプランにしましょう。

未来の家での暮らし方

未来の家での暮らし方を想像して、こんな暮らしがしたいという要望を伝えましょう。

例えば
・娘と一緒に料理をしたいので、キッチンは広めで明るく開放的なのがいい

・モノがゴチャゴチャした家はいや!きちんと整理整頓できる暮らしがいい

・夕方の早い時間に帰ってきて、夕焼けを眺めながらビールを飲みたい

・風呂に入っている時間を充実させたい

・子どもと一緒にキャッチボールできるような庭が欲しい

・学生時代からの友達を呼んで、ときどき家で飲み会をしたい!

・朝の光がたっぷり入る寝室で寝起きしたい!

など、未来の暮らし方を具体的に想像してそれを人に伝えることは家づくりではとても重要なことです。

その他で伝えて欲しい事

その他で伝えて欲しい事は以下のになります。

・生活で不便だったこと
・収納に必要な容量
・新居でも使う家具や家電
・1日の中で一番好きな時間
・気に入っている家の写真


分かる範囲で結構ですので、伝えておくとより自分好みのファーストプランが出来あがります。

あなたと一緒に家づくりに取り組む設計事務所は、昔からの知り合いや友人でもない限り、あなたのことをまったく知らないところから設計しなければいけません。

そのためには、あなたの(あなたの家族の)情報が必要です。

どんな家を建てたいのか、個人的なもので構いません。

あなたがどんな人なのか、どんな家族と一緒に暮らしているのか、それをもう一度見つめ直し、設計事務所に伝えることで理想の家に近づけると思います。

まとめ

今回は設計事務所に無料相談やファーストプランを依頼する際に最初に伝えて欲しい事をリストアップしました。

まとめると以下になります。

・建てる場所
・建てたい予算
・住みたい時期
・家族構成と年齢、職業
・欲しい部屋の具体的な希望
・朝から晩までの生活サイクル
・家事作業の要望
・家族だんらんの過ごし方
・趣味嗜好について
・未来の家の暮らし方
・生活で不便だったこと
・収納に必要な容量
・新居でも使う家具や家電
・1日の中で一番好きな時間
・気に入っている家の写真


これでもまだ足りないと思います。

設計事務所との打ち合わせは、あなたやあなたの家族を知るところから始まります。

構える必要なんてありません。ありのままのあなたのことと、あなたの希望を、見栄を張らず、知ったかぶりもせず、素直に伝えればいいと思います。

以上、この記事が設計事務所に相談するきっかけとなり、その時のチェックリストとしてお役に立てれば幸いです。

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