スチレンボードで1/100のボリュームチェック用の住宅模型を作る方法

平面図や立面図がある程度出来上がったら設計している住宅のボリュームチェックが必要になります。

3DCGでモデリングしたとしても、パソコンの画面上でなかなか説明するのは難しいです。

やはりお客さんに説明するのにはボリュームチェック用の住宅模型を作るのが一番だと思います。

今回はスチレンボードで1/100のボリュームチェック用の住宅模型を簡単に作る方法をご紹介できればと思います。

準備するもの

・平面図、立面図、屋根伏図
・スチレンボード
・スチのり
・スプレーのり(55,77)
・クリーナー(20)
・スチレンボード
・カッター
・鉛筆
・金属製の定規
・三角定規
・スコヤ
・カッターマット

※1/100の住宅模型の場合スチレンボードの厚みは少し厚くなりますが2mmを使用します。

※スチのりは注射器タイプのものがあると便利です。自分はVANCO(バンコ)のぞうさんの注入器を使用しています。

※クリーナーはスプレータイプのものが便利です。30だとスチレンボードの紙が剥がれてしまうので20をおすすめします。

制作手順

制作手順は大まかに以下のとおりです。

①平面図を切り出す
②立面図から外壁を作る
③屋根の展開図を描く
④屋根を作る

1/100と1/50の住宅模型の違い

1/100の模型はあくまでも外観のボリュームチェック用だと割り切ってつくったほうがいいと思います。

内部まできっちり作りたい場合は1/50で作りましょう。

①平面図を切り出す

まずは平面図をプリントアウトし、余白をカットし小さくします。

スプレーのり(55)を使用してスチレンボードに貼り付けカットします。

基礎の高さが450mmの場合は2mm厚のスチレンボード2枚となります。

ポーチや外部階段などに注意しながらカットしていき、スプレーのり(77)で貼り付けていきます。

基礎部分の高さを出すために2〜3枚重ねるのですが、内壁を作らいないぶんプランが見えていたほうがいいので、一番上にくる平面図だけ77のスプレーのりを使用しています。

※スプレーのりのついている部分はクリーナーでしっかり拭き取りましょう。

※余白の部分をカットしないでスプレーのりでスチレンボードに貼ってしまうとのりがついて汚れてしまいます。

②立面図から外壁を作る

つぎに外壁を作ります。

立面図から外壁の高さをわりだし、短冊状の材料を作ります。

短冊状の材料を平面図にあわせ、スコヤを使って垂直にカットしていきます。

開口部は平面図に合わせて鉛筆で描き、カットします。

壁のコーナーは後ほど紹介しますが、スチレンボードの厚み分だけ紙の部分をのこして取り除き、コーナーを紙で突きあわせるようにします。

③屋根の展開図を描く

複雑な屋根の場合は屋根の展開図を描きましょう。

屋根伏図をもとに実際の勾配での長さをCADで作成します。

模型に合わせて屋根を作ろうとするとなかなか寸法が合わないので、屋根の展開図をもとにカットして作成したほうが格段に早くなります。

屋根の展開図は慣れればそんなに難しくないので屋根を作る際は描くようにしましょう。

④屋根を作る

屋根の展開図をスチレンボードに貼り付け切り出していきます。

屋根の山になる部分は全部切らずにカッターで切り目を入れて折り曲げます。

屋根の谷部分は展開図で隣の屋根に線が重複してしまうのでもう一枚プリントアウトしてカットする必要があります。

きれいに作るポイント

きれいに作るにはいくつかのポイントがあります。

壁のコーナーの納め

壁のコーナーはスチレンボードの紙を残すようにスチレンボードの厚み分を取り除きます。

この紙の部分でスチレンボードの断面を隠すように作ると、壁のコーナーがシャープに見えきれいに作ることができます。

クリーナーでのりをふき取る

スプレーのりがスチレンボードについたままだとホコリが付いたり変色したりするのでクリーナーでベタベタする部分はしっかりと拭き取りましょう。

開口部の切り抜き方

開口部の切り抜き方ですが、カッターの刃先が斜めなので切ったつもりでもしっかりと切れていない場合が多々あります。

一回目とは逆方向に回転しながらカットしていくときれいに切ることができます。

まとめ

今回はスチレンボードで1/100のボリュームチェック用の住宅模型を簡単に作る方法をご紹介してきました。

建築面積40坪程度の住宅模型であれば(なれもあるのですが…)3時間ほどで作成することができます。

外観のボリュームは平面図や立面図だけでは伝わらないと思いますので、ぜひ図面ができたら作ってみましょう。

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