静岡県立美術館の「きたれ、バウハウス」展に行ってきた

バイクのユーザー車検も終わり、暖かくなったのでそろそろツーリングに行きたいと思っていたところ、

友人からの情報で静岡県立美術館で「きたれ、バウハウス」展やってることを知り、早速行ってきました。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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展覧会基本情報

展覧会基本情報

開催期間:2020年4月11日~5月31日
開館時間:10:00~17:30(入室は17:00まで)
休刊日:毎週月曜日(ただし5月7日は開館)
観覧料:当日券|一般:1,000円
    |70歳以上:500円|大学生以下:無料
    ※収蔵品展、ロダン館も併せて観れる
アクセス:静岡県静岡市駿河区谷田53−2
駐車場:約400台収容の無料駐車場
駐輪場:道路沿いに無料駐輪場※バイクも可

バウハウスってなに?

バウハウスってなに?

1919年、ドイツの古都ヴァイマールに建築家ヴァルター・グロピウスにより造形学校としてが創設された「バウハウス」は、

実験精神に満ち溢れ、造形教育に革新をもたらし、今日にいたるまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしています。

受けたいのはどの授業?

受けたいのはどの授業?

ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたり、

優れたデザイナーや建築家が育ち、時代を切り開くプロダクトデザインやグラフィックデザインが生まれました。

入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものでした。

「きたれ、バウハウス」展では、学校としてのバウハウスに焦点をあててあり

「自分なら誰のどの授業が受けたいか?」

など考えながら展示を見るとよりいっそう楽しめると思いました。

基礎教育で教師たちが試みた授業を中心に、各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端が体験できるコーナーを設けてあります。

自分はそんな中でもモホイ=ナジの授業が受けてみたかったと思いました。

モホイ=ナジについて

モホイ=ナジについて

モホイ=ナジ・ラースロー(1895-1946)とはハンガリー出身の芸術家で、

20世紀美術に「新しい視覚(ニュー・ヴィジョン)」をもたらしたとされる人物です。

構成主義の美術家・写真家、バウハウスの教師として知られるモホイ=ナジは、20世紀前半の前衛芸術運動に参加して「光と運動による造形」という創作理念を確立し、

ハンガリーからウィーンへ、そしてドイツ、オランダ、イギリスを経てアメリカへと、自らも世界の都市を移動しながら、多様な造形・教育活動を行っています。

絵画、写真、彫刻、映画、グラフィック・デザイン、舞台美術と多岐にわたる活動は、

芸術と工業技術の関係性、情報伝達やコミュニケーションの問題といった、20世紀美術が直面した重要な課題を提示しています。

そんな彼の授業がバウハウスでは受けることが出来たなんて、

自分が知っていたモホイ=ナジのイメージがガラッと変わる授業内容の濃さを感じました。

写真撮影自由のロダン館がいい

写真撮影自由のロダン館がいい

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主用途:美術館
構造:RC 一部S造
規模:地上2F
工期:1992年(平成4年)3月~1993年(平成5年)11月
建築面積:2,391㎡
延床面積:3,024㎡
設計者:静岡県都市住宅部営繕課、㈱日総建
施工会社:大成建設㈱
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企画展の観覧料を払うとロダン館も見れます。(館内は撮影が自由)


いつも企画展の後はロダン館へ行って彫刻を眺めるのがお気に入りのコースです。

ロダンの作品を中心に展示しているロダン館は、自然光を生かした長円形のドーム上の構造になっており、

室内展示でありながら各作品が自然光のもとで観覧できるようになっています。

地獄の門

ロダンの代表作「地獄の門」「考える人」「カレーの市民」等32点は、室内展示であるため製作当時の姿をそのまま伝えています。

この作品を正面から観賞できるように館内が階段状のスキップフロアーの構造となっています。

考える人

彫刻の台座もそうですが、建物の壁は大理石をふんだんに使てあります。

ディテールが細部まで考えられて石の納まりの例としてとても勉強になります。

腰壁の端部の納まり

上の写真は腰壁端部の大理石の納まりです。素材が上下左右にチリをとり大理石をそのままぶつけるディテールとなっています。

素材の厚みや質感がダイレクトに伝わる無骨な納まりですね^^

奥まった手すりの納め方

手すりが壁から出っ張らないように、大理石の壁に埋め込んだ部分の納まりです。

違った素材をは埋め込んで大理石の壁面から目立たせないよう工夫されています。

空調開口部の納まり

空調システムの開口部の納まりです。

単にスリットとして大理石を突きつけのしないでチリをとり側面を納めて、壁の厚みを表現していると思われるディテールです。

まとめ

1919年からナチスにより1933年に閉校されるまで14年間でありますが、

当時他に類を見ない先進的な活動は、現代美術に大きな影響を与えたのは言うまでもありません。

バウハウスの芸術家が生み出したデザインは極めて合理的かつシンプルなデザインなので、

機械的な大量生産に適していたともいえますが、現代人が意識する必要がない程に日常化したともいえます。

もしこの時代に生きていたら、バウハウスは受けてみたい授業が盛りだくさんの先進的な学校だったと思います。

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