この設備はつけた方がいい?10万円以下で暮らしを楽にする注文住宅のオプション設備
注文住宅ではほぼ100%オプション設備をつけると思います。
オプションには1万円程度から100万円を超えるものまでいろいろなものがありますが、
どれもこれもつけていたらすぐに予算オーバーになってしまいます。
どのオプション設備をつけたらいいの?
色々なオプション設備はありますが、10万円以下なら比較的つけやすいと思います。
10万円以下でも日常生活にかなり有効なオプション設備があるのでしっかりと確認しておきましょう。
今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。
この記事の対象者
▶︎10万円以下で暮らしを楽にするオプション設備を探している人
▶︎注文住宅でつけた方がいいいオプション設備がわからない人
上記の方々に対して、10万円以下で暮らしを楽にする注文住宅のオプション設備をご紹介します。
この記事で暮らしを楽にする注文住宅のオプション設備を選択してくれる人が少しでも増えててくれれば幸いです。
【自己紹介】
Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所
設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。
店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。
現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。
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10万円以下のオプション設備
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は以下になります。
10万円以下のオプション設備
・玄関の電気錠
・昇降式室内物干し
・昇降式吊戸棚
・キッチン・洗面台の自動水栓
・人感センサーライト
・エコカラット
玄関の電気錠
7〜10万円
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、玄関の電気錠です。
車のキーのように鍵を身につけていればタッチするだけ、または、スマホやカードをかざすだけで施錠、開錠ができるオプションです。
荷物を持っている時や雨の時、暗い時間など鍵を出さずに開錠できるのはとても便利です。
玄関の電気錠は防犯対策にも優れてるので、いちど使い始めるとその便利さに感動する方が多いオプション設備です。
■LIXILの商品
家族それぞれが使いやすいタイプの鍵を選ぶことができスマホが鍵がわりになる(※機種は要確認)ものや、
専用アプリをダウンロードしてドアに登録すれば、出かけるときに施錠したかや留守の間に家族が開錠、施錠したかがわかる機能などがあります。
お母さんが家を空けている時に子供が帰ってきたかどうかが確認できるなどとても便利な機能です。
昇降式室内物干し
4〜6万円(手動式)
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、昇降式室内物干しです。
梅雨の時期は雨の日が多くて洗濯物が乾かないのでとても困りますよね。
そんな時はやはり室内干しになってしまいます。
■パナソニックのホシ姫さま
¥13,500
洗濯物を干しやすい高さまで降ろすことができ、干し終わったら邪魔にならない程度の高さまで天井に上げることができます。
昇降は手動式と電動式があります。
竿を使用していない時には天井に収納されます。
日当たりの良いところを選んで設置したり、子供部屋に設置したりとあらゆる場所で使えるのでとても便利です。
昇降式吊戸棚
10万円程度
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、昇降式吊戸棚です。
高いところに設置した吊戸棚が手動で下ろせる機能があると空間を有効利用できます。
手の届かないところに吊戸棚を設置すると踏み台が必要となってしまいます。
でもこの昇降機能があれば踏み台はいりません。
システムキッチンのオプションになっているものだけでなく、
既存の吊戸棚に後から取り付けられる昇降式キャビネットもあります↓
オークス 昇降式キャビネット W900
¥21,700
また、価格は10万円を超えてしまいますが、
タカラスタンダードのシステムキッチンは昇降式吊戸棚に水切りや食器乾燥機のうが内蔵されているものもあります↓
キッチン・洗面台の自動水栓
10万円程度
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、
・ハンズフリー水栓
・ハンドシャワー水栓
・微細シャワー
などがあります。
ハンズフリー水栓
ハンドルに触れることなく水を出したり止めたりできる機能です。
蛇口の先にセンサーがついている自動センサー型と水栓に手をかざすタッチレス型があります。
料理中に手が汚れてしまった時や泡がついている時など、
その手でハンドルに触ると汚れてしまうので触りたくないという時にとても便利な機能です。
昨今のコロナ禍で接触感染対策にもなります。
また自動で止まり水を出しっぱなしにしなくて済むので省エネ対策にもなります。
ハンドシャワー水栓
水栓のホースをのばせて蛇口の位置を自由に変えられる機能です。
シンクの隅を清掃する時や洗面台でシャンプーをする時にとても便利です。
微細シャワー
水はねを極力なくすために微細な気泡でシャワーの密度を高くする機能です。
これがあると通常の水の出かたに比べて食器の汚れおちも格段に良くなります。
気泡を含める分、水量自体は少なくなるので省エネにもなります。
微細シャワーの省エネ率は意外に高く、ハンズフリー水栓機能と併せると25%ほども節水になります。
汚れが落ちて節水にもなるのは食器洗いには必須の設備だと思います。
人感センサーライト
1ヶ所12,000円程度
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、人感センサーライトです。
人感センサーライトを設置すると便利な場所は、屋外玄関、玄関ホール、階段、廊下、トイレなどです。
■パナソニックのコスモシリーズワイド21かってにスイッチ
スイッチにセンサーがついているタイプで約180°の範囲を感知するので便利です。
階段の上と下にもひとつずつこのかってにスイッチがあると便利です。
廊下には天井にセンサーをつけて照明器具を連動させるのがおすすめです。
天井にセンサーがあれば各部屋から出た時に反応してくれます。
2階の廊下は寝室や子供部屋などどの部屋から出てきても点灯するような天井センサーがいいと思います。
人感センサーには
・明るい時間は点灯しない
・換気扇と連動する
などの機能を備えたものもあります。
最近ではLEDの電球そのものに人感センサーがついているものもあります↓
Panasonic/人感センサー LED 電球
¥2,920
消費電力:10W(60w相当)
口金:E26
メーカーによって30秒〜2分と点灯時間にバラつきがあるので場所によって選ぶようにしましょう。
ウォークインクローゼットやシューズクロークにはこのような電球を使用すると良いと思います。
屋外の人感センサーはコンセント電源を使用するものとソーラーパネル式のものがあり、明るさも様々です。
防犯対策とし設置する場合はなるべく明るいものがよいと思います。
エコカラット
1㎡14,000円程度
10万円以下のつけた方がいいオプション設備は、エコカラットです。
エコカラットは部屋のアクセントとしての役割も果たしつつ、
湿度が高ければ吸収し、乾燥していれば放出してくれる調湿機能や、気になるニオイも脱臭してくれるという万能な商品です。
トイレのアンモニア臭や生ごみ臭なども抑えてくれるので、トイレやキッチンなどの一部だけでも使用するのもいいと思います。
おしゃれで機能的なのでいろんな場所で部分的に使いたいオプション設備です。
まとめ
今回は10万円以下で暮らしを楽にするオプション設備を探している人や注文住宅でつけた方がいいいオプション設備がわからない人に対して、
10万円以下で暮らしを楽にする注文住宅のオプション設備をご紹介してきました。
まとめると以下になります。
10万円以下のオプション設備
・玄関の電気錠
・昇降式室内物干し
・昇降式吊戸棚
・キッチン・洗面台の自動水栓
・人感センサーライト
・エコカラット
10万円以下という限りある予算でも取り入れられる便利機能はたくさんあります。
ワンポイントのオプションでも日常生活でとても役に立つものがたくさんあります。
新築時に取り入れた方がいいオプション設備は見逃さないようにしましょう。
この記事で暮らしを楽にする注文住宅のオプション設備を選択してくれる人が少しでも増えててくれれば幸いです。
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