採用しないと後悔する!?10万円以下でつけられる便利な注文住宅のオプション設備

注文住宅を建てる際に低予算のオプション設備は後でいいかと考えていませんか?

10万円以下の設備は10種類選んでも100万円以下になります。

それで生活が便利になるのであれば、はじめから全部取り入れて住宅ローンに組み込んだ方がいいと思います。

便利な注文住宅のオプション設備ってどんなものがあるの?

屋外、室内、水まわりのそれぞれに便利なオプション設備があります。

私は18年間(2024年現在)注文住宅やリノベーションを中心に設計事務所を運営してきましたが、

最近はWi-Fi接続製品が注文住宅のオプション設備に多くなりとても便利になっていると感じています。

今回は採用しないと後悔する10万円以下でつけられる便利な注文住宅のオプション設備をご紹介します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

この記事でわかること

・屋外、室内、水まわりの便利なオプション設備

・10万円以下で便利な注文住宅のオプション設備

上記のことがわかります。

注文住宅のオプション設備はたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいがちです。

口コミやレビューだけではわからないこともあるので、ショールームに展示してある設備ならで実際に使ってみてから判断するようにしましょう。

それぞれの設備の価格については明記しませんが、1万円〜10万円で採用できるものとお考えください。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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10万円以下の便利な屋外のオプション設備

10万円以下の便利な屋外のオプション設備は以下になります。

10万円以下の便利な屋外のオプション設備

・電気自動車用のコンセント

・機能性門柱

・玄関ドアの電子錠

・宅配ボックス

・屋外用電源コンセント支柱

・屋外照明

・スマートドアベル

電気自動車用のコンセント

最近、街で電気自動車をよく見かけるようになりましたね。

政府も電気自動車の普及を後押ししているので、これからもっと増えていくでしょう。

今は電気自動車を持っていなくても、将来のことを考えて充電用のコンセントをつけておくと安心です。

このコンセントは後から取り付けると費用が2倍以上かかることもあります。

新築時につけておけば将来の出費を抑えられます。

今すぐには必要ないと思われる場合は普通の100ボルトのコンセントとして設置しておきましょう。

必要になったら200ボルトの充電用コンセントに変更できるようにしておくのがおすすめです。

準備しておけば将来電気自動車を買ったときにすぐに使えるようになりますし、それまでの間も無駄にならずに使えます。

家を建てるときに施工会社に事前に伝えておけば、後々の変更にも対応できるようにしてくれます。

機能性門柱

機能性門柱とは以下の機能をひとつにまとめたコンパクトな門柱になります。

・ポスト
・インターホン
・表札
・照明


機能性門柱はオープン外構やセミオープン外構に適しています。

デザイン性も高く、家の顔となる玄関まわりをスタイリッシュに演出できます。

材質は主にアルミや木調、ステンレスなどがあり、住宅の外観に合わせて選べます。

宅配ボックスを設置したり、センサーライトをつけたりと、カスタマイズも可能です。

防犯カメラを設置できるタイプもあり、セキュリティ面でも安心です。

価格は機能やデザインによって変わりますが、基本的な機能を備えたものなら数万円程度から購入できます。

耐久性も高く、長く使えるため、長期的に見れば費用対効果の高い設備といえます。

新築時はもちろん、リフォームの際にも検討する価値のある住宅設備です。

玄関ドアの電子錠

玄関ドアの電子錠は以下の方式があります。

・タッチ式
・カード式
・スマホ連動型


最大のメリットは鍵を出す手間が省けることです。

買い物帰りで両手に荷物を持っているときや雨の日、暗くなってから鍵を探す必要がなくなります。

セキュリティ面でもスマートキーは一般的な鍵屋さんではスペアが作れないので、複製や不正開錠のリスクを抑えることができます。

価格は数万円程度から機能が豊富になるほど高くなります。

便利さとセキュリティを両立させた設備として、多くの家庭に選ばれています。

宅配ボックス

オンラインショッピングの普及に伴って、宅配ボックスの需要は年々高まっています。

設置場所は主に玄関前や門柱付近が一般的ですが、

定期的にペットボトルやお米などの重たい荷物が届くご家庭では玄関近くに設置すると便利です。

サイズも大きめのものや複数の小型のボックスを組み合わせたタイプがあり、

温度管理機能付きの製品もあるので、食品や生鮮品の受け取りも可能です。

暗証番号式や ICカード式など荷物を安全に保管できる機能がついているのでセキュリティ面も安心です。

荷物が届いたことをスマホに知らせてくれるタイプもあります。

価格は数万円程度からサイズや機能によって変わります。

高機能なものは少々高額になりますが、耐候性のある素材を選び雨風が当たりにくい場所に設置し、長期間使用できるもので使い勝手の良いものを選びましょう

屋外用電源コンセント支柱

屋外用電源コンセント支柱は、庭やガレージなど屋外での電気使用を便利にする設備です。

パナソニックさんのDポールのような製品が代表的です。

建物から離れた場所でも電源が使えるようになります。

主な用途としては、庭の手入れ用の電動工具の使用やBBQなどのアウトドア調理器具の利用、イルミネーションの設置などが挙げられます。

また、電気自動車の充電用コンセントを備えたタイプもあります。

デザイン面でもおしゃれなものが多く、庭の景観を損なわないよう配慮されています。

設置場所は使用目的に応じて水はけの良い場所を選んで、漏電遮断器付きのものがおすすめです。

照明機能を備えたものもあり、夜間の利用や防犯対策にも役立ちます。

価格は数万円程度からですが、機能や耐久性によって変わります。

屋外照明

屋外照明は安全性だけでなく、見た目の良さも兼ね備えた設備です。

特に、パナソニックさんの「FreePaお出迎え」機能のような省エネ型の照明は、使い勝手が良く人気があります。

この機能は、周囲が暗くなると自動的に約20%の明るさでほのかに点灯し、人が近づくと100%の明るさに切り替わります

常に適度な明るさを保ちつつ、必要なときにはしっかりと明るくなるので、省エネ効果もあります。

深夜は自動的に消灯しますが、人の動きを感知すると再び点灯するので、

防犯対策としても不審者への抑止力になり効果的です。

設置場所としては、玄関周り、アプローチ、ガレージなどが一般的です。

門灯と組み合わせることで、来客者の案内もスムーズになります。

価格は数万円程度からですが、機能やデザインによって変わります。

スマートドアベル

スマートドアベルは従来のインターホンの機能を拡張した玄関設備になります。

特に、Amazonの「Ring」やGoogleの「Nest Hello」などのWi-Fi接続型製品に人気が集まっています↓

Amazon Ring
¥19 .980

Google Nest Hello
¥30,649

在宅時には、室内用のモニター付きインターホンの代わりにアプリを使って応答できるので、

呼び出しのたびに急いでモニターのところまで行く必要がありません。

この設備の最大の特徴は、スマホと連動して来訪者の映像を確認して会話できることです。

外出先からでも来訪者に応対できるので、不在時の荷物の受け取りや不審者への対応に役立ちます。

夜間でも鮮明な映像を撮影できる暗視機能付きのものもあるので安心です。

動体検知機能が搭載されているものは人が近づくと自動的に録画を開始します。

不審者を察知し、防犯対策としても有効です。

録画した映像を一定期間保存できるサービスも提供されていて、来訪者の記録を確認できます。

設置は比較的簡単で多くの場合はDIYで取り付けられます。

価格は数万円程度なので気軽に取り入れられます。

10万円以下の便利な室内のオプション設備

10万円以下の便利な室内のオプション設備は以下になります。

10万円以下の便利な室内のオプション設備

・リビングのハイドア

・コンセントを増やす

・スマートスピーカーで操作できる照明

・人感センサー付き照明

・玄関収納

・玄関の手すり

リビングのハイドア

天井まで届く背の高いドアをひとつ付けるだけで、部屋が広く感じられます。

ハイドアは普通のドアより30cm以上高く、見た目の印象が全く違います。

大きな家具を運び込むときにも便利です。

引っ越しのときに大きな家具が入りにくくて困った経験はありませんか?

ハイドアならそんな心配もありません。

ひと昔前のハイドアは重くて開け閉めが大変でしたが、最近のものは軽くなっているので使いやすいです。

値段は普通のドアよりも数万円ほど高くなりますが、開放感があり、見た目の良さと実用性を考えると十分な価値があります。

コンセントを増やす

コンセントは多めにつけておくと便利です。

特に玄関、洗面所、キッチンは思った以上にコンセントが必要になります。

例えば、玄関では掃除機の使用やクリスマスの装飾などインテリア用にも便利です。

洗面所では電動歯ブラシやシェーバーなどの充電に必要になることもあります。

キッチンでは電気ケトルやミキサーなどいろいろな調理家電を使うことが多いです。

後からコンセントを増やそうとすると工事が大掛かりになり、費用が3倍以上かかることもあります。

新築時につけておけば、そんな心配もありません。

新築時であれば、コンセントを増やすのにかかる費用は、1カ所あたり数千円程度です。

将来の便利さを考えると、少し多めにつけておくのがおすすめです。

スマートスピーカーで操作できる照明

声で電気をつけたり消したりできる照明があると、とても便利です。

「OK Google、リビングの電気をつけて」

とか

「アレクサ、寝室の電気を消して」

というだけで操作できます。

特に夜間にトイレに行くときなど、暗い中でスイッチを探す必要がなくなります。

足元灯として使えば、つまづく心配も減ります。

また、外出先からスマホで操作できるタイプもあります。

帰宅時に家を明るくしておいたり、外出中でも家にいるように見せかけたりできます。

設置は意外と簡単で、既存の照明器具を取り替えるだけで済むものもあります。

値段は1つあたり数万円からあり、便利さを考えると十分な価値があります。

人感センサー付き照明

人感センサー付き照明は省エネと利便性を備えた便利な設備です。

人の動きを感知して自動的に点灯、消灯するため、手動でスイッチを操作する必要がありません。

特に、玄関ホール、廊下、階段、トイレなどの照明におすすめです。

例えば、夜間にトイレに行くとき暗い廊下を歩く必要がなくなり、両手に荷物を持っている時にも便利です。

一定時間後に自動で消灯するので、消し忘れの心配もなく、電気代の節約にもつながります。

用途に応じて以下のようなタイプのものがあります。

・壁付タイプ
・天井付タイプ
・電球タイプ


など様々な種類があります。

価格は1カ所あたり数千円程度からと比較的安価です。

高性能なものほど人の動きを正確に感知し、誤作動が少なくなる傾向があります。

玄関収納

玄関収納は家の顔である玄関をスッキリと整頓し、快適な空間にするために大切なものです。

パナソニックさんの「コンポリア」のようなシステム収納は使い勝手が良く、デザイン性も高いため人気があります。

この収納システムの特徴は、家族構成や生活スタイルに合わせてカスタマイズできることです。

・靴収納
・コート掛け
・傘立て
・小物入れ


など必要な機能を組み合わせて最適な収納空間を作り出せます。

鏡付きの扉を選べば身だしなみのチェックもできて便利です。

また、照明付きのタイプもあり、収納内部も見やすくなります。

素材は木目調やホワイト、ダークカラーなど家の雰囲気に合わせて選べます。

耐久性の高いメラミン化粧板を使用した製品が多いので、長期にわたって使用できます。

10万円前後で機能性が高いものも選べて見た目もおしゃれです。

玄関の手すり

玄関の手すりを上がり框に設置することで、靴の脱ぎ履きがスムーズになり、転倒のリスクを減らすことができます。

高齢者がいないご家庭では着目されないかもしれませんが、小さなお子さんがいるご家庭でも役立ちます

子供の成長に合わせて高さを調整できる製品もあり、長期的に使用できます。

材質は木製、ステンレス製、樹脂製など様々です。

木製は温かみがあり、和風の玄関にも馴染みます。

ステンレス製は耐久性に優れお手入れも簡単です。

樹脂製は軽量でカラーバリエーションも豊富です。

デザイン性の高い製品も多く、直線的でモダンなデザインや曲線を活かしたやさしい印象のものなど、家の雰囲気に合わせて選べます。

壁付タイプや床置きタイプ、折りたたみ式の製品もあり、玄関の構造に合わせて選べます。

価格は数万円程度からですが、材質やデザインによって変わります。

DIYで取り付けられる製品もありますが、しっかりと固定するためには専門家に依頼した方が良いでしょう。

10万円以下の便利な水まわりのオプション設備

10万円以下の便利な水まわりのオプション設備は以下になります。

10万円以下の便利な水まわりのオプション設備

・室内物干し

・手元スイッチ付きシャワーヘッド

・タッチレス水栓

室内物干し

雨の日や花粉の多い日でも室内で洗濯物を干せるのはとても便利です。

外に出る必要がないので、特に足腰に不安のある方には助かる設備です。

室内干しには主に2種類があります。

・壁に付けるタイプ
・天井に付けるタイプ


壁に付けるタイプは、使わない時は壁に収納できて、必要な時だけ引き出して使えます。

天井に付けるタイプは、使わない時は天井に収納できます。

どちらのタイプも後から取り付けると壁や天井の中の補強が必要になり費用がかさみます

室内干しのいいところは、天気を気にせずに洗濯物を干せることや、外の汚れや花粉が洗濯物につかないこと、急な雨でも慌てて取り込む必要がないことです。

下着など外に干したくない人にもおすすめです。

手元スイッチ付きシャワーヘッド

シャワーを使うときに水を止めるのにいちいちハンドルまで手を伸ばすのは面倒ですよね。

手元スイッチ付きのシャワーヘッドなら、手元のボタンひとつで簡単に水を止められます

これは水の節約にもつながり、体を洗うときにとても便利な設備です。

特に、お子さんのシャンプー時に重宝します。

片手でお子さんを支えながらもう片方の手でシャワーの水を調節できれば安心です。

また、お風呂掃除のときも離れた場所を洗いながら水を止めたり出したりできるので便利です。

ただし注意点としては、このスイッチは一時的に水を止めるための設備なので、使い終わったら必ずハンドルで水を止めましょう

スイッチだけで止めたままにすると水圧がかかってホースを傷める可能性があるので気をつけましょう。

タッチレス水栓

我が家は必要ないと思われるかもしれませんが、使ってみるととても便利な設備です。

手が汚れているときや料理中で両手がふさがっているときにとても便利です。

例えば、調理中に生肉を扱った後、手を洗いたいけど水栓に触れたくない状況でも、

タッチレス水栓であればセンサーに手をかざすだけで水が出るため衛生的です。

また、子供や高齢者も簡単に使えることから、家族全員にとって使いやすい設備となっています。

また、センサー式なので水の出しっ放しを防ぎ水の節約にもつながります

見た目もスタイリッシュでキッチンや洗面所のインテリアにも馴染みやすいデザインが多いことも魅力のひとつです。

価格は通常の水栓より少し高くなりますが、使い勝手の良さを考えると十分な価値があります。

実際に導入したユーザーからも高評価を得ているので、これから設備選びをするならぜひ検討してみましょう。

まとめ

今回は10万円以下の便利なオプション設備を知りたい人やオプション設備の選び方を知りたい人に対して、

採用しないと後悔する10万円以下でつけられる便利な注文住宅のオプション設備をご紹介してきました。

まとめると以下になります。

10万円以下の便利な屋外のオプション設備

・電気自動車用のコンセント

・機能性門柱

・玄関ドアの電子錠

・宅配ボックス

・屋外用電源コンセント支柱

・屋外照明

・スマートドアベル

10万円以下の便利な室内のオプション設備

・リビングのハイドア

・コンセントを増やす

・スマートスピーカーで操作できる照明

・人感センサー付き照明

・玄関収納

・玄関の手すり

10万円以下の便利な水まわりのオプション設備

・室内物干し

・手元スイッチ付きシャワーヘッド

・タッチレス水栓

注文住宅のオプション設備はたくさんあってどれがいいのか迷ってしまいがちです。

口コミやレビューだけではわからないこともあるので、ショールームに展示してある設備ならで実際に使ってみてから判断するようにしましょう。

それぞれの設備の価格については明記しませんが、1万円〜10万円で採用できるものとお考えください。

この記事が少しでもこれから注文住宅のオプション設備を検討している人のお役に立てれば幸いです。

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