家族の時間を作ることが重要！既成概念にとらわれない建築空間を作る心構え

自分らしい家づくりをするためには、既成概念にとらわれず創造性を発揮する心構えが重要です。

既成概念にとらわれない心構えは、自分の心が楽しいと感じているかが一つの指標になります。

既成概念にとらわれすぎると注文住宅本来の良さであるオーダーメイドの家づくりができなくなります。

私は17年間(2023年現在)注文住宅やリノベーションを中心に設計事務所を運営してきましたが、

HMや工務店、住宅メーカーなどが作った既成概念にとらわれずぎているお客さんがとても多かったです。

既成概念以外の選択肢もあることを示してもなかなか既成概念から離れられない人もいました。

今回は既成概念にとらわれない建築空間を作る心構えやアプローチをご紹介します。

この記事を読むと以下のことがわかります。

上記のことがわかります。

家づくりは初めての人が多いので、自分で判断する指標をしっかりと持っていない人が多いです。

今までの暮らしを振り返り、自分がどう感じているのかを自分なりに考えてみる時間が必要になります。

既成概念にとらわれない建築空間を創り上げることで、より豊かで思い出に残る暮らしを実現しましょう。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士　第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を17年間(2023年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

設計事務所のブログを始めて2年目で月間25000PVを達成！

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既成概念とらわれない心構えとアプローチ

家族と共に過ごす時間は、大切な思い出を創り上げる特別な瞬間です。

自分らしい家づくりをするためには、既成概念にとらわれず創造性を発揮する心構えが重要です。

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチは以下になります。

遊び心を思い出す

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチのひとつ目は、遊び心を思い出すことです。

子どもの頃の遊び心を思い出すことは、新しいアイデアを生み出すきっかけになるからです。

例えば、子供の頃好きだった遊びを思い出したり、自分の趣味や興味を追求したり、実際に子供や孫と一緒に遊ぶことで思い出せます。

遊び心を思い出すには心を開放し、柔軟な発想を持つことが大切です。

新しい発見や楽しみを求める姿勢で日々を暮らすことで、遊び心が自然と戻ってきます。

実際に間取りを考える時でも

「こうなったら面白いのに」

とか、一緒に作り上げることに楽しみを見つける心がないと、既成概念にとらわれて普通の注文住宅になってしまいます。

まずは心を開放し柔軟な発想を持つことが遊び心を思い出すために重要なことだと思います。

家族の時間の過ごし方を話し合う

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチは、家族の時間の過ごし方を話し合うことです。

それぞれの趣味や興味を尊重し、家族全員が楽しむことができる空間デザインの方向性が決まるからです。

自分がどのような時間を過ごしていて、どこを大切にしているのかは家族によって様々だと思います。

例えば、朝起きて一杯のドリップコーヒーを入れないと1日が始まらない人もいたり、

仕事から帰ってきて家族との夕食の前に先につまみ食いをしながら晩酌するのが楽しみな人もいたりします。

そんな日常の時間の過ごし方を話し合うことから、キッチンにコーヒー道具をディスプレイできる喫茶店コーナーを設けたり、

外の景色を見ながらウッドデッキで晩酌できるスペースを設けたりするなど、

空間をデザインするアイデアやコンセプトを見つけることができます。

家族それぞれの時間の過ごし方をしっかりと話し合い、既成概念にとらわれずに何が必要なのかをみんなで考えてみましょう。

自分の楽しんでいる時間を思い出す

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチは、自分の楽しんでいる時間を思い出すことです。

自分が楽しんでいる時間や場所を思い出すことで、

自分らしい空間のアイデアが浮かび上がり、新たな発見と喜びに満ちた住まいが実現できるからです。

例えば、フィギュアや漫画が好きな人なら趣味のコレクションをディスプレイできるスペースを設けたり、

読書好きの人だったら、落ち着いて読書を楽しむための図書室を作ったりすることもできます。

また、家族と過ごす楽しいひとときにふさわしい空間デザインを取り入れることで、家族の絆を深めつつ充実感を得ることができます。

既成概念にとらわれずに、その人が楽しんでいる時間にあった空間を作り上げることが注文住宅ではとても大切なことだと思います。

自分の趣味や興味を尊重しつつ、遊び心を思い出し、新しいアイデアを盛り込むことで、既成概念にとらわれない独自性の溢れる素晴らしい注文住宅が実現できます。

家族の楽しみに共感するできる心

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチは、家族の楽しみに共感するできる心が大切です。

それぞれの趣味や特技を尊重し、家族が喜ぶことを重要視することで、注文住宅を作る上での話し合いがスムーズになるからです。

一緒に楽しみを体験してみることでも共感することができます。

例えば、園芸や家庭菜園が楽しみの家族と一緒に土いじりを手伝うと、植物の成長や収穫などが楽しめます。

家族の個々の個性を活かし、家族が一人ひとりが自分らしさを表現できる空間を作ることが家族の絆を深めるポイントとなります。

家族全員が自分らしさを発揮できる環境をいかに実現するかが、注文住宅を作る上でとても重要になります。

建築家とのコミュニケーション

私が考える既成概念にとらわれない心構えとアプローチは、建築家とのコミュニケーションが大切です。

建築家とのコミュニケーションは、家づくりの成功に不可欠です。

建築家には家族の要望や快適な環境を実現するための空間デザインやアイデアをたくさん持っているからです。

自分の要望を建築家にしっかり伝え、共に創造的なアイデアを形にしていきましょう。

建築家の専門知識と自分たちのビジョンを組み合わせることで、家族にぴったりの住まいが実現します。

既成概念にとらわれない建築空間の例

既成概念にとらわれない建築空間の例として、以下のようなアイデアがあります。

バーやラウンジのような間接照明の演出

リビングルームやダイニングエリアにバーやラウンジのような間接照明を取り入れることで、家族が集まって楽しい会話を楽しむ場を演出できます。

暖かな光が家族を包み込み、くつろぎの空間を作り出すことができます。

バーやラウンジのような間接照明をリビングルームやダイニングエリアに取り入れることで、

家族が日常の喧騒から解放され、リラックスした時間を過ごすことができます。

暖かな光は家族の心を癒し、ストレスを軽減させる効果があります。

例えば、リビングルームにアクセント照明を配置することで、壁や天井に美しい光の陰影を作り出すことができます。

さらに、ダイニングエリアにペンダントライトを使用することで、食事をより特別なひとときに変えることができます。

バーやラウンジのような間接照明を家族の時間が集まる場所に取り入れることで、家族の絆を深め、楽しいひとときを共有することができます。

暖かな光に包まれた家族の笑顔を見ることで、家族の幸せを感じることができるでしょう。

家族との特別な瞬間を演出するために、間接照明の演出を効果的に利用しましょう。

暖炉の炎を囲いながらくつろげる空間

暖炉を設けることで、家族が心地よい空間でくつろぎのひとときを過ごすことができます。

暖炉の前で読書を楽しんだり、家族みんなで温かいひとときを共有することで、家族の絆を深めることができます。

暖炉のあるリビングルームで、家族がふと集まり、暖かい炎を囲んで語らう光景は、温かく幸せな雰囲気を醸し出します。

冬の寒い夜には、暖炉の前で一冊の本を手に取り、心ゆくまで読書にふけることができます。

家族全員でお気に入りの本を読み合ったり、物語に思いを馳せたりすることで、共通の興味を見つけることができます。

また、寒い日には暖炉の火を囲んで温かい飲み物を楽しむこともできます。

暖炉のある空間は、家族が心温まるひとときを共有し、愛情を育む場として機能します。

家族が集まる特別な場所としての暖炉は、

家族の絆を深めるだけでなく、家族全員が心地よくくつろぐことができる素敵な空間を作り上げてくれます。

誰もが得意料理をふるまえるキッチン

家族が一緒に楽しむ料理のひとときを大切にし、キッチンを家族が楽しむスペースとしてデザインすることで、誰もが得意料理をふるまえる場として活用できます。

キッチンが家族の交流の場となり、一緒に料理を楽しむことで、家族間の親密な関係を築くことができます。

お互いの個性を尊重し、料理を通じて楽しい会話や笑顔が絶えない空間を実現できます。

家族の一員が腕を振るう料理は、愛情がたっぷりと込められた特別な味わいとなります。

家族が一緒に料理をすることで、日々の生活がより豊かで充実したものとなり、家族の絆が深まることでしょう。

美味しい食事と楽しい時間を共有するキッチンは、家族にとって特別な思い出の場所となります。

まとめ

今回は既成概念にとらわれない建築空間を作りたい人や注文住宅での心構えやアプローチを知りたい人に対して、

既成概念にとらわれない建築空間を作る心構えやアプローチをご紹介してきました。

まとめると以下になります。

家づくりは初めての人が多いので、自分で判断する指標をしっかりと持っていない人が多いです。

今までの暮らしを振り返り、自分がどう感じているのかを自分なりに考えてみる時間が必要になります。

既成概念にとらわれない建築空間を創り上げることで、より豊かで思い出に残る暮らしを実現しましょう。

この記事が少しでも既成概念にとらわれないで注文住宅を作る人の手助けになってくれれば幸いです。

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アーキトリック一級建築士事務所

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