このオプション設備が最高!?一級建築士が選ぶ失敗しない洗面台

洗面化粧台はサイズも機能もさまざまで、システムキッチン、ユニットバスと同様に価格にはかなり開きがあります。

水まわりの設備は日々の生活の中で使用頻度が高いものなので、長く清潔な状態を保てるものを選びたいですね。

洗面台ってどう選べばいいの?

洗面台にはさまざまな機能があるのでしっかりと理解することが大切です。

洗面台を選ぶときの機能としては以下のようなことに着目しましょう。

・清潔機能
・便利機能
・使い勝手
・エコ、省エネ機能


私は17年間(2023年現在)設計事務所を運営してきました。

洗面化粧台はお客様によってこだわりが違うので様々なメーカーを見て回りました。

最近では共通して水栓まわりの掃除が楽な壁面から出ているタイプの物を選ぶお客様が多いです。

今回はその他におすすめする機能もあるので一級建築士の私が選ぶならここに着目するというところをご紹介できればと思います。

この記事を読むと以下のことがわかります。

この記事でわかること

・失敗しない洗面台の選び方

・洗面化粧台のさまざまな機能

上記のことがわかります。

洗面化粧台はメーカーがさまざまな工夫をして便利な機能を生み出しています。

日々の生活で毎日使うものなので自分にとって暮らしが便利で楽になる製品を選びましょう。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を17年間(2023年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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失敗しない洗面台の選び方

失敗しない洗面台の選び方は以下のことに着目しましょう。

失敗しない洗面台の選び方

・洗面化粧台の清潔機能
→TOTO:オクターブ

・ストレスなしの便利機能
→LIXIL:ピアラ

・使い勝手のよい収納
→LIXIL:L.C.
→TOTO:快適涼暖ウォールキャビネット
→Panasonic:家電収納

・エコ、省エネ機能
→LIXIL:微細シャワー

洗面化粧台の清潔機能

洗面化粧台は洗面ボウルや鏡に付く水アカ、赤カビ、排水口のぬめりなどが気になりますよね。

また、朝晩の歯磨きの際に飛び散った汚れも放っておくと不衛生な印象になってしまいます。

洗面化粧台を選ぶ際には汚れが付きにくく掃除が楽な機能を持った商品がいいと考える人は多いです。

洗面化粧台は数万円の安価なものから100万円を超えるものまで価格に開きがあります。

サイズやデザインはもちろん、汚れにくい素材や衛生面にこだわるほど高くなっていく傾向があります。

具体的におすすめなのはTOTOのオクターブという商品になります。

TOTO:オクターブ

TOTOより

洗面化粧台では手洗いのときの石鹸や歯磨きの汚れが水栓まわりに付きやすく掃除が大変と感じることは多いと思います。

オクターブは水栓が上部に設置されているので水栓が汚れにくく掃除も楽です。

この形状のメリットは洗面ボウルに段差や凹凸のない一体型なので汚れが入り込んだり溜まったりしないところです。

下に手をかざすと水が出るタッチレス水栓が採用されていますが、手動に切り替えることもできます。

照明も水栓の脇にあるセンサーに手をかざすだけでオン・オフができるようになっています。

汚れた手でスイッチに触れたくないときにこの機能はとても便利です。

洗面ボウルで一番気になるのが排水口のぬめりや絡まる髪の毛です。

TOTOの「きれい除菌水」を採用すれば、水栓使用の10分後と8時間後に自動で排水口に吹きかけてぬめりを防止し、きれいを長持ちしてくれます。

また、「きれい除菌水」を毎日歯ブラシにも吹きかけることで除菌ができて衛生的です。

髪の毛は水流を利用して受け皿にうまくまとまるように計算されていて、ワンタッチで捨てられるようになっています。

排水口まわりも金具をなくして汚れを落としやすいように改善されたそうです。

些細なことですがこれだけでも掃除が断然楽になります。

このように様々な清潔機能があると毎朝スッキリした気分で使えそうですね。

ストレスなしの便利機能

洗面化粧台は手や顔を洗ったり身なりを整えたりするだけでなく、衣類を手洗いすることもあります。

LIXILの「ピアラ」は洗面ボウルにバケツも置ける深さがあります↓

LIXILより

深さがあればセーターのように厚みのある衣類も楽に手洗いできたり、バケツに水を入れるときに傾けてもたなくても大丈夫です。

また、両サイドにモノを置くスペースがあり濡れたままのモノを置けるように工夫されています。

そして、左右に180°回転する「くるくる水栓」は蛇口がホースのように伸びるので洗面ボールの清掃や大きなものを洗うときにも便利です↓

LIXILより

水とお湯を切り替える際に、カチッとなることでレバーの位置がわかる「エコハンドル」がついていて温度調節がワンタッチでできます。

また、LIXILの商品では背の低いお子さんでもひとりで安全に使用できるように、収納ボックスが踏み台として引き出せる機能もつけられます↓

LIXILより

TOTOでは足元に体重計が収納できるものがあります。

そして両手がふさがっていると足を使ってでも水を出したくなりますよね、

そんなときにはつま先で水を出したり止めたりできるオプション機能をつけることもできます↓

TOTOより

使い勝手のよい収納

収納についてもメーカーごとに様々な工夫がされています。

LIXILの「L.C.」のキャビネットは鏡の下にメイク道具などを整理してしまっておけるスマートポケットがついています

LIXILより

これはメイク中の置き場所に困るというお客様の声から生まれたのでしょう。

鏡をみながら出し入れできてとても便利という声が多いです。

洗面ボウルの左右にもゆとりのスペースがあってドライヤーなどもポンと置けます↓

LIXILより

このスペースがあるかないかで使い勝手はかなり変わります。

TOTOの「快適涼暖ウォールキャビネット」は、冬は暖房、夏は涼風、ドライヤー機能がつけられます↓

TOTOより

お風呂上がりは洗面所が暑かったり寒かったりしてすぐにリビングに行ってしまうことが多いのですが、

このような機能があれば収納スペースも増えて洗面所も快適な空間になります。

Panasonicの家電収納はここ数年の売れ筋商品です。

Panasonicより

今や女性のいるご家庭では一家に一台あるとも言われているヘアアイロンを使用後にすぐに収納できるという便利な収納があります。

忙しい朝に安全に収納できるようにと考えられたものになります。

ミラーキャビネットには大きな美容家電も収納でき、トレイも化粧品などのサイズに合わせて高さを調節できます。

収納内部にもコンセントが設置されていてスッキリ片付き、ドライヤーも入れられる奥行きがあります。

そして、コンタクトを入れたり、ヒゲそりをするときに身をのり出さずにミラーを手前に引き寄せることができる「ミラくるミラー」も選べます↓

Panasonicより

エコ、省エネ機能

エコ機能としてはLIXILの「微細シャワー」で水滴に空気を含ませて水量を抑えつつしっかりと洗える機能などがあります↓

LIXILより

この水栓で20%も節水できるとされています。

消費電力については電気を使わずに表面コーティングでくもりにくくしたり、

省電力・長寿命のLED照明を使用したりして、電気代を軽減する機能がついています。

Panasonic調べによると、タッチレスで出しっぱなしがなくなると4人家族の場合は1日で約24リットルの節水になるとされています。

お湯を使用する時期にはガスの無駄遣いも減るということにもなります。

まとめ

今回は洗面台選びで失敗したくない人やおすすめの洗面化粧台の機能を知りたい人に対して、

一級建築士の私が選ぶ失敗しない洗面台をご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

失敗しない洗面台の選び方

・洗面化粧台の清潔機能
→TOTO:オクターブ

・ストレスなしの便利機能
→LIXIL:ピアラ

・使い勝手のよい収納
→LIXIL:L.C.
→TOTO:快適涼暖ウォールキャビネット
→Panasonic:家電収納

・エコ、省エネ機能
→LIXIL:微細シャワー

洗面化粧台はメーカーがさまざまな工夫をして便利な機能を生み出しています。

日々の生活で毎日使うものなので自分にとって暮らしが便利で楽になる製品を選びましょう。

この記事が少しでも洗面化粧台選びの参考になってくれれば幸いです。

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アーキトリック一級建築士事務所

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