M邸新築工事現場監理⑤ 外壁は通気工法、屋根工事は棟換気を採用

外壁のサイディングを張っています。

サイディングはニチハのモエンエクセラード16でマイクロガードとプラチナコートのついたものです。

自邸と同じ色ですが塗膜の性能が断然違います!

自邸のは8年目で色褪せてしまいましたが、こちらは15年の保証付きです。

この色は間違えなく良いですね^_^

外壁は通気工法を採用しています。

15mmの通気層を作ることで、壁内の水蒸気を通気口から逃がす効果があります。

サイディングは水に強い材料ですが、コーキング部分は劣化していきます。

万が一、そこから雨風の強い日に外壁内部へと水が侵入してしまっても、通気工法であれば室内への水の侵入は防げます。


今回の住宅では小屋裏換気を軒天と棟で行います。

小屋裏換気は夏場の室内の温度環境を涼しく保ち、小屋裏の結露を防止する効果があります。

しっかりと小屋裏換気が取れていない住宅では断熱材や木材にカビが生じたり、軒天が腐ってしまうケースが多いです。

棟換気はTOKOの「i-ROOF」を施工しました。

寄棟で棟が複雑なので職人さんが苦労していましたが、とてもきれいに収まっています。

下の写真の中央が棟換気の部分です。

他の棟金物とほぼ同ヅラで納まっています。

幕板と軒天を張り、南側の外観が見えてきました。

こちらの南側からはシンプルで落ち着いた雰囲気の外観です。

やはり敷地が広いですね、平家で建てても十分な庭があります。

玄関引き戸とサッシも取り付きました。

これで施錠できるので材料や工具を家の中においても大丈夫ですね。

サッシはLIXILのサーモスXで、アルミと樹脂のハイブリッド構造のサッシになります。

内側の樹脂の部分の色が選べるので、室内建具や床材の雰囲気を壊すことなく室内の統一感が出ます。

建て方から2周間ほどで屋根と外壁があらかた完了しました。

雨が多い季節は、屋根と外壁から先行して工事をすすめることが大事なのですが、段取りがうまくないと室内が水浸しってこともあります。

ワタケンホームの現場監督さんがしっかりしているので、安心して現場を任せられますね^^

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アーキトリック一級建築士事務所

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