リビングの広さってどのくらい必要なの?LDKの適切な広さについて

最近ではLDK一体の住宅が多くなりました。狭い床面積でもLDKを一体にすることで広く見せることができます。

しかしながら、必要最低限の広さがないとソファーやダイニングテーブルなどがおけないで苦労するケースがあります。

一般的に不動産業界では、リビングと呼ばれるのは部屋の大きさで区分されていて

6~10帖未満の場合 → [DK]
10帖以上の場合 → [LDK]

といっています。

しかしながら、LDKが10帖ではダイニングテーブルが置けずにリビングで食事をすることになると思います。

リビングの広さってどのくらい必要なの?

リビングの広さはソファーや置きたい家具などで決まります。

また、リビングでなにをやるのかでも広さ変わってきます。

例えば、リモートワークをする作業スペースがほしければプラス2帖、本棚や収納が欲しければプラス1帖ほしいところです。

今回はソファーによる必要なリビングの広さやLDKの適正な広さについて見ていき、リビングとはなにをするところなのかについても考えていきたいと思います。

ソファーによるリビングの広さ

ソファーの大きさや種類によって必要なリビングの広さが変わっていきます。

何人家族なのかや、来客は何人ぐらい呼べるようにするのかなどでソファーの大きさや種類は変わってきます。

3人掛けソファー6帖

上の図は、3人掛けソファーを置いた場合のリビングの平面図です。

3人掛けソファーの幅は2000〜2200mmほどあります。

ゴミ箱やサイドテーブル、フロアスタンドなど置けるように左右に余裕を持たせたいです。

また、テレビとローテーブルの前が通路になるので広めにスペースを取ります。

3人掛けソファーを置いたリビングでは6帖程度があれば十分だと思います。

カウチ・4人掛けソファー7帖

上の図は、3人掛けカウチソファーと4人掛けソファーを置いた場合のリビングの平面図です。

カウチソファーはローテーブルが開口部の出入りの邪魔にならないように3人掛けより左右に少しスペースが必要になります。

また、4人掛けソファーの幅は2400〜2600mmほどあります。

カウチソファーや4人掛けソファーを置いたリビングでは7帖以上必要になります。

5人掛けソファー8帖

上の図は、5人掛けソファーを置いた場合のリビングの平面図です。

L型の5人掛けソファーの場合はローテーブルが開口部の出入りの邪魔にならないように4人掛けより左右に少しスペースが必要になります。

5人掛けソファーを置いたリビングでは8帖以上必要になります。

LDKの適正な広さ

次に、LDKを縦方向に並べた時の適正な広さを見てみましょう。

最低限のLDKは16帖

家族3人が暮らせる最低限のLDKは16帖からです。

5帖のキッチンだと幅255cm×奥行65cm程度の一般的なシステムキッチンを置くことができます。しかし、パントリーのスペースを確保するのは難しい広さです。

また、ダイニング、リビングに収納や家具をおいてしまうと通路を確保でずに狭く感じる広さです。

家族が4人に増えたときリビングで4人がくつろぐには少し狭いと思います。

カウンター下部収納は18帖

家族4人が暮らせるLDKの広さは18帖からです。

(パントリー、リモートワークスペース、家事作業スペースなど作れる広さはありません)

ダイニングの奥行きが455mm増えた分、キッチンにカウンターを付けて下部にマグカップなどを置ける収納を設けることができます。

リビングも奥行きが455mm増えた分、4人掛けソファーが置けます。

ゆったりするなら20帖以上

家族5人が暮らせるのLDKの広さは20帖からです。

ダイニングの広さが7帖になるとキッチンカウンターの下部に収納を設けることができ、6人用のダイニングテーブルを置くことができます。

リビングの広さが8帖になるとL型の5人掛けソファーを置くことができます。

昼間に2〜3人の来客が来ても空間的にゆったりと過ごすことができます。

リビングってなにするところ?

リビングということばは非常にとらえにくいことばだと思います。

そもそもリビングってなにするところ?

食事をした後に家族が揃ってテレビを見たり、本を読んだり、昼間はご近所さんとお茶を楽しんだり…

いろいろな使われ方があり、一言では説明するのは難しい空間です。

そもそも、リビングという言葉を使うようになったのは戦後の[食寝分離]の考えに起因しています。

[食寝分離]とは食事をする部屋と寝る部屋を別々にすること

1942(昭和17)年に、建築学者の西山夘三(にしやまうぞう)が、保健・精神衛生上、住宅が確保すべき最低レベルの条件として提唱されました。

この考え方から、[n+DK]型の間取りが日本住宅公団にとり入れられ発展してきたといわれています。

そして、このダイニングルーム[茶の間]がリビングと分化して、現在のLDKというかたちになったと考えられます。

リビングの二面性

リビングには客間としての機能と家族だんらんのための機能があります。

リビングの広さを考えるとき、この二面性のどちらをどのくらい優先させるのか考えることが重要です。

お客さんが頻繁に遊びに来るので客間として見栄えの良いリビングにしたい場合、家族のスペースであるキッチンや収納などがリビングから見えないようにLDKをL型にするなどの配慮も必要です。

茶の間ってなに?

[茶の間]とはダイニングとリビングが一体となった空間のことです。

代表的な[茶の間]はサザエさんの家の間取りになります。

サザエさんの家の間取りは【3+K+DL+G(客間)】となります。

※アメリカではダイニングルーム(D)の控えの間で家族がくつろけるスペースをリビング(drowing room)としています。その点では[茶の間]のDL空間に似たものであると考えられます。

独立した客間を作ってしまうと、いつ来るかわからないお客さんのために家族だんらんのスペースを取られてしまうのはもったいないという考えもあります。

[茶の間]は晩酌しながらテレビをみるにはもってこいの空間です。

また、キッチンで夕飯の支度をしている母親の目の届くところで子供が学校の宿題をする時などもとてもよい空間だと思います。

しかしながら、

「ソファーでごろんと横になりながらテレビを見たい」

「いつまでもダイニングに居座られたら洗い物が片付かない」

「お客さんが来たとき片付いていないキッチンを見られて恥ずかしい」

などの理由でダイニングとは別にリビングがほしいと考えるのは自然だと思います。

家族だんらん

家族だんらんとは、一般に「家族が集まって、仲良く談笑したりして、楽しい時間を過ごすこと」とされています。

テレビを見たりスマホをいじったり本を読んだりするのは自分の部屋でもできるますが、やはり家族が集っているところですることに家族だんらんをする意味があると思います。

家族がいるとテレビやスマホの情報をもとに新たな会話が生まれたり、会話から子供の成長が感じられたりします。

私の場合、なるべく家族そろって食事をし、食後は一緒にテレビを見たり麻雀をしたりして家族だんらんの時間をとるようにしています。

高齢の両親と一緒に食事をし、毎日会話をしているのですが、両親と同年代の人とは老い方がぜんぜん違うと感じることがあります。

家族だんらんと老いの効果を科学的に説明することはできませんが、一緒のものを食べ一緒の時間を過ごすのは老いに対して何らかの良い効果があるように感じます。

まとめ

今回はソファーによる必要なリビングの広さやLDKの適正な広さについてや、リビングとはなにをするところなのか、茶の間や家族だんらんについて考えてきました。

もう一度確認すると

必要なリビングの広さは置くソファーの種類によって決まり、

・3人掛けソファー6帖
・カウチ・4人掛けソファー7帖
・5人掛けソファー8帖

適正なLDKの広さは

・3人家族のLDKは16帖
・4人家族のLDKは18帖
・5人家族のLDKは20帖


上記はあくまでも目安の広さとなります。

パントリーが欲しければプラス2帖、リモートワークをする作業スペースが欲しければプラス2帖、本棚や収納が欲しければプラス1帖はほしいところです。

リビングやLDKの広さを決めるときは、そこでなにをするのかやどんな家具を置きたいかをまず考えるところから始めるようにしましょう。

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