勾配天井の部屋を照らすための照明器具の選び方

勾配天井や吹抜けなど天井の高さがある部屋では照明器具をうまく選ばないと部屋全体がどうしても暗くなってしまいがちです。

選んだシーリングライトは
勾配天井に取付けられないって
工務店にいわれたけど
どうしたらいいの?

照明器具のカタログでシーリングライトをみると[傾/45°]などの記号がかかれています。これは45°までの勾配天井に取付けられるということを意味しています。

最近のシーリングライトは軽くなったのでかなりの勾配にも対応できます。

しかしながら、勾配天井にシーリングライトを取付けた場合は、平らな天井に取付けた場合と比べて光が均一に広がらないなどの問題点があります。

シーリングライトで照らすだけではせっかくの開放的な空間なのにもったいないと思います。

今回はそんな勾配天井の部屋を照らすための5つの方法をご紹介できればと思います。

勾配天井の部屋を照らす5つの方法

勾配天井などの部屋を照明器具で照らす場合の代表的な方法は以下の通りです。

5つの方法

1.ペンダントライトを吊るす
2.梁にスポットライト
3.勾配天井にダウンライト
4.壁を照らす
5.勾配天井を照らす

1.ペンダントライトを吊るす

出展:ライティングファクトリー

まずはペンダントライトです。天井直付けのシーリングライトだと均等に配灯されないのですが、ペンダントライトだとコードで吊下げるので、器具自体が斜めにならずに床面と平行にすることができます。

照明器具の性能をしっかりと発揮することができ、安定した光源を作り出すことができます。

■取付ける場合の注意点

ペンダントライトを取付ける場合は傾斜天井用フランジと呼ばれる継手となる器具を利用するようにしましょう。

ペンダントライト自体が勾配天井に対応したものも多く出ていますが、勾配天井(傾斜天井)に対応したものでない場合は傾斜天井用フランジを利用しないとコードが切れやすくなってしまったり、引っ掛かりが外れて落ちてきてしまったりします。

カタログでペンダントライトを選ぶ場合は[傾/45°]などの記号や傾斜天井用フランジを取付けることに注意しましょう。

2.梁にスポットライト

出典:空中梁のスポットライト DAIKO

登り梁を使用しない在来工法の場合は勾配天井の間に大梁が出てきます。その上部に電気配線をして梁にスポットライトを取付けることで床面や机上の照度を得ることができます。

※机上の必要照度に関してはJIS照度基準によって定められています。

■取付ける場合の注意点

壁付けのスポットライトを利用する場合は器具に配線のための加工が必要となります。

梁上部からの配線となるためフランジ部分側面から配線のための切り込みを設けることで壁付けのスポットライトでも梁に取付けることが可能となります。

3.勾配天井にダウンライト

出典:傾斜天井用ダウンライト DAIKO

勾配天井をすっきり見せたい時には傾斜天井用ダウンライトがおすすめです。勾配天井(傾斜天井)に対応したダウンライトだと照明器具自体が真下を照らすように配光されています。

部屋の中央を照らしたい場合は、真上にダウンライトを設ければよいので偏った照明配置をしなくてもすみます。

■取付ける場合の注意点

LEDになり照明器具の寿命が10年近くありますが、やはり電球の交換を考えた方がいいかと思います。

また、照明器具の不調などのとき脚立で届かないと足場を組む大掛かりな交換作業となってしまいます。

脚立に登って手の届く3.5m以内の高さで取付けることをおすすめします。

4.壁を照らす

出典:ブラケット コイズミ照明

壁面の照度から間接的に部屋全体を明るくする方法も効果的です。壁が明るいと部屋全体が明るく感じられます。

寝室などあまり照度を必要としない部屋の場合は、ブラケットライトなどを取付けて壁をうまく照らすことがおすすめです。

器具によってはしっかりと床への配光が考えられたものがあるので、光の広がり方などを考えて設置しましょう。

■取付ける場合の注意点

ブラケットライトは寝室などでは直接目に入ってくる明かりは睡眠の妨げになるので、できれば上下方向に照らしてくれるものがいいと思います。

また、取付け位置をしっかりと考えないと配線ができません。照明器具を加工すれば後から取付けることができますが、電気配線が出てしまうのであまり綺麗ではないです。

ブラケットライトはあくまでも部屋の壁を照らす明かりとりです。寝室などで本を読みたいときはスタンドライトを利用することを考えて、コンセントをしっかりと設置しておきましょう。

5.勾配天井を照らす

出典:シュミレーションルーム ODELIC

勾配天井を照らすことで、部屋全体を間接的に明るくすることができます。天井を照らす間接照明はLEDの普及によりかなり薄型で軽いものが出ています。

ひと昔前は細長い蛍光灯などを利用していたため、球の取替えや器具の重さなどを考えてしっかりとした間接照明のアゴ(コープ照明)をつくらなければならなかったのですが、器具の軽量化や薄型のものが出てきて間接照明のつくり方も大分かわりました。

■取付ける場合の注意点

天井に間接照明のアゴ(コープ照明)を作って天井を照らすときは、照明器具の大きさに注意して器具自体の光源が見えないようにしましょう。

また、照明器具の光の広がり方を考えてしっかりと隙間寸法を取るようにしましょう。

まとめ

勾配天井などの部屋を照明器具で照らす場合の代表的な方法は以下の通りでした。

5つの方法

1.ペンダントライトを吊るす
2.梁にスポットライト
3.勾配天井にダウンライト
4.壁を照らす
5.勾配天井を照らす

それぞれに取付ける場合の注意点があるのでその点に注意しながら、この部屋にはどの雰囲気が合うのか考えてましょう。

最近では天井も壁の色も白くシンプルな部屋が多くなっていますが、照明器具で効果的に部屋を照らすことで部屋の雰囲気もガラッと変わるものです。

この記事が勾配天井や吹抜け、高天井の部屋を照明器具で照らす場合の参考になれば幸いです。

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