その窓で大丈夫?注文住宅の窓の設計で後悔したこと7選と失敗しないための対策

注文住宅では窓についての後悔が多いです。

窓は設計の段階でしっかりと隣地の状況などを確認して作らないといけないので、

なかなか図面や模型だけではイメージすることができないといった難しさがあります。

窓の設計って難しいの?

しっかりと配慮して設計しないと使えない窓になってしまいます。

窓は作ってしまうと後から気づいても直すことが難しいので、ひとつひとつの窓の使い勝手を設計の段階でしっかりと確認しましょう。

今回の対象者は以下の人たちに向けて記事を書いています。

この記事の対象者

▶︎窓の設計で後悔したくない人

▶︎窓をどのように作ったらいいのかわからない人

上記の方々に対して、注文住宅の窓の設計で後悔が多い7つの事柄と失敗しないための対策についてご紹介します。

この記事で窓の設計で後悔する人が少しでも減ってくれれば幸いです。

【自己紹介】

Bさん@アーキトリック
一級建築士 第303020号
耐震診断・耐震改修技術者
アーキトリック一級建築士事務所

設計事務所を18年間(2024年現在)運営している現役の一級建築士です。

店舗や旅館を中心に3桁の案件をこなしてきました。

現在は住宅設計やリノベーションを中心に活動をしています。

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窓の設計で後悔したこと7選と対策

窓の設計で後悔したこと7つは以下の事柄になります。

窓の設計で後悔したこと7選

①トイレに窓はいらなかった

②脱衣室と浴室の窓が低すぎた

③北向き西向きの窓が大きすぎた

④窓のない玄関が暗すぎた

⑤窓が多すぎた

⑥開けられない窓がある

⑦窓をケチってしまった

トイレに窓はいらなかった

窓の設計で後悔したことは、トイレに窓はいらなかったことです。

トイレに窓がいらなかった理由としては、

・奥に収納が作れない
・一度も開けていない
・一階のトイレの窓だとなんとなく怖い


などの理由が挙げられます。

トイレに窓があるのはあたりまえだと思うけど…

最近では換気扇の能力が高くなったのでマンションなどではトイレに窓がない例が多くあります。

トイレに窓が必要かについての記事はこちらをご参照ください↓

ひとり暮らしなら窓は必要ないと思いますが、

家族が朝など頻繁にトイレを使うと窓がないと匂いが気になる場合があります。

窓があれば空気を一気に入れ替えられるので便利という意見もあります。

トイレの窓については人それぞれの意見があるので、どちらが正しいかはわかりませんが、

窓を作れるのであれば、作った方がいいというのが今の私の意見です。

トイレの奥の収納は作れたとしても使い勝手が悪いと思います。

また、防犯面が心配なら縦長窓で入れないような窓にするなどの対策も取れます。

いずれにせよ、しっかりと考えた上でトイレの窓の有無は決めましょう。

脱衣室と浴室の窓が低すぎた

窓の設計で後悔したことは、脱衣室と浴室の窓が低すぎたことです。

理由としては外からの視線が気になるというのが多いです。

窓が大きいと浴室の開放感があっていいんだけど…

確かに浴室の大きな窓は開放感があっていいのですが、囲われた庭が作れないと隣からの視線が気になると思います。

居室の腰窓は900mm程度ですが、脱衣室や浴室は床から1300mmより高い位置にすることをおすすめです。

少し高めにすれば、体がある程度は隠れるのでそれほど気にならなくなります。

また、凹凸のある型板ガラスにすると外からの視線を遮ってくれます。

浴室は横長窓が開放感があっていいと思います。

窓を開けっぱなしにすることが多いのであれば、格子や可変ルーバーを取り付けて防犯面には注意しましょう。

洗面所や脱衣室は突き出し窓にすれば、小雨程度だっら雨が入らないのでおすすめです。

北向き西向きの窓が大きすぎた

窓の設計で後悔したことは、北向き西向きの窓が大きすぎたことです。

北向きの窓は日差しが入ってこないので大きすぎてもメリットがあまりありません。

西向きの窓は大きすぎると西日が長時間入ってくるので、夏場は部屋が暑くなりエアコンの効きが悪くなります。

西日が強い場合はどうすればいいの?

西側の窓には日除けシェードを設置して必要な時だけ使用するようにしましょう。

冬場は日差しが入り、夜でもエアコンを使わなくても暖かになるのでデメリットばかりではないと思います。

北側の窓は日差しが入らないので湿気によりカビが発生する場合があります。

室温との違いにより窓が結露しやすいので断熱性能の高い窓をおすすめします。

窓のない玄関が暗すぎた

窓の設計で後悔したことは、窓のない玄関が暗すぎたことです。

玄関は出入りするだけの場所なので明るさや風通しをそれほど重視しないというのが窓を作らない理由なのですが…

最近ではシューズクロークなどの収納を設ける住宅も増えているので、できるだけ明るく風通しのいい清潔感のある玄関にした方がいいと思います。

窓を作るスペースがない場合はどうするの?

確かに窓を作るためには玄関が広くなけれ作れないのですが、玄関ドアにFIXのスリットガラスが入っているものもあります。

また、玄関ドアを閉めたまま風通しができる通気ドアなどもあります。

玄関が暗いと湿気が溜まりやすくカビの発生に繋がりやすいので明るく風通しの良い玄関にしましょう。

窓が多すぎた

窓の設計で後悔したことは、窓が多すぎたことです。

窓が多すぎると以下のデメリットがあります。

・外からのよく見える
・外気の影響を受けやすい
・家具を置く位置が限られる
・窓の数だけカーテンが必要


窓は熱の出入りが一番多い箇所になります。

窓の断熱性が低いと外気の影響を受けやすくなるので快適さが損なわれます。

窓を作るとデメリットが多そうだけど…

確かに心地よい温熱環境を保つためにはできるけ窓が少ない方がいいのですが、

南側の窓は冬は日差しが入り部屋を暖かくしてくれます。

また風通しが良ければ部屋の空気を一瞬で入れ替えてくれるので換気扇の能力に頼らなくてもよくなります。

しかしながら、窓が多いと家具が置けなくなる場合があるので、

設計段階でしっかりと家具の配置まで配慮して窓を設計するようにしましょう。

開けられない窓がある

窓の設計で後悔したことは、開けられない窓があることです。

開けられない理由として

・隣の家から丸見えになる
・窓を開けると隣の家の給湯器がある
・隣のエアコンの室外機がうるさい


などの理由があり、開けられない窓になってしまうケースもあります。

開けられない窓を作るなんて設計の問題じゃない?

確かに開けられない窓ができてしまうことは問題ですが、後から隣に家が建ったので開けられない窓になってしまったなんてこともあります。

寝室の窓が隣の家ができてからリビングのから丸見えになってしまい開けられなくなってしまったなんてことも…

設計者はしっかりと隣地の建物の状況を把握して窓の位置を設計する必要がありますが、

将来建つ隣の家のことまで配慮することは不可能だと思います。

開けられない窓ができてしまった場合は格子や目隠しルーバーの設置を検討しましょう。

窓をケチってしまった

窓の設計で後悔したことは、窓をケチってしまったことです。

リビングや寝室の窓はケチってしまうと後から後悔することが多くなります。

リビングや寝室の窓は機能性の高い窓枠やガラスにした方が良いと思います。

結露によってカビが発生しないようになるからです。

性能の良いサッシは高いんじゃない?

確かに性能の良いサッシは高いのですが、それに見合った快適さを実現してくれます。

アルミサッシや複合サッシより樹脂サッシにすることを私はおすすめします。

(予算に余裕があるのであれば木製サッシを検討するといいと思います)

樹脂サッシの方が外気の影響を受けにくく結露を防いでくれます。

また、断熱性能、遮熱性能を持つエコガラスを採用すると窓からの熱の出入りがかなり抑えられます。

サッシの性能は住宅の快適性にダイレクトにつながってくるのでケチってしまわないように心がけましょう。

まとめ

今回は、窓の設計で後悔したくない人や窓をどのように作ったらいいのかわからない人に対して、

注文住宅の窓の設計で後悔が多い7つの事柄と失敗しないための対策についてご紹介してきました。

まとめると以下になります。

窓の設計で後悔したこと7選

①トイレに窓はいらなかった

②脱衣室と浴室の窓が低すぎた

③北向き西向きの窓が大きすぎた

④窓のない玄関が暗すぎた

⑤窓が多すぎた

⑥開けられない窓がある

⑦窓をケチってしまった

窓は家の中で熱の出入りが一番激しいところです。

窓はできれば樹脂サッシのような高性能のものを使用しましょう。

また、設計段階でしっかりと隣地の家の間取りも考慮いして窓の設計をするようにしましょう。

この記事で窓の設計で後悔する人が少しでも減ってくれれば幸いです。

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