ハーレースポーツスター/XL883Rの「オイル交換」を初めてやってみた
お盆を過ぎたころから夜が涼しくなり、バイクに乗るにはいい季節がいよいよ到来ですね。
去年の冬から半年以上ほったらかしだったのでオイル交換でもしようと思ったのですが、
いつもディーラー任せだったので今回は自分でやってみようと思います。
目次
オイルどこのにする?
オイルは純正が一番安心できるのですがディーラーで売っているものはいかんせん高いので、ガッツクロームのセット商品にします↓
※DRAG製オイルはハーレーエンジンの為に独自の添加剤を使用し特別精製されたオイルで、独自の添加剤により優れた磨耗保護及び耐久性を持ち、高温下でも粘性を失いません。カーボンおよびスラッジの堆積を防ぎ、エンジン内部に高い油膜強度を得ることができ、エンジンのコールドスタートの際でも優れた保護機能を発揮するとのことです。
プライマリー・ミッションオイルも安かったのでついでに購入しました。
結局、今回通販で購入したものは以下のようになりました。
※スポーツスターはプライマリーオイルとミッションオイルが兼用です。
オイルフィルターブラック TC88 04以降スポーツ
¥2,380
AK7_JAMES GASKETS製 オイルドレンOリング
DRAG スポーツスター用ギヤチェーンケースオイル
¥1,815
DRAG エンジンオイル交換セット20w50
¥5,434
※買った当初は6,000ほどで揃ったのですが、ここ最近で高くなりましたね…
工具その他の準備
工具として準備したのは以下になります。
準備した工具
・オイルフィルターレンチ:76mm14角1段
・エクステンションバー:150mm 差込角3/8(9.5mm)
・ラチェット: 差込角3/8(9.5mm)
オイルフィルターレンチ:76mm14角1段
¥1,089
私の場合はオイルフィルターレンチはアストロプロダクトで買いました。
オイルフィルターをはずすときオイルが流れ出るのを受けるためのものを醤油のペットボトルで作成
※ミッションオイルを交換するときにドレインボルトにシールテープがついているようなのでホームセンターで水道用のシールテープを購入しました。
WAKA シールテープ 15M巻
¥528
youtubeのオイル交換の動画を確認し、さあいよいよ作業開始です。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルの交換は以下の手順になります。
エンジンオイルの交換の手順
①暖機運転する
オイルを抜けやすくするために、暖機運転を5分ほどします。
②垂直にバイクを立てる
木材の3cm程の厚みの板をスタンドの下に挟み込みなるべく垂直にバイクを立たせます。
③オイルキャップをはずす
④ 廃油処理パックを下に置く
新聞紙を敷き廃油処理パックをエンジンの下に置きます。
⑤ ドレインホースキャップを外す
⑥ フィルターレンチでオイルフィルターを外す
⑦ 新しいオイルフィルターを準備する
⑧ 新しいオイルフィルターをセットする
⑨ ドレインホースキャップをしめる
⑩ オイルレベルを調整しながらエンジンオイルを入れる
⑤ ドレインホースキャップを外す
ホースキャップが抜けずらかったのでまわしながらなんとかかずします。
結構よごれてましたねw
⑥フィルターレンチでオイルフィルターを外す
オイルフィルター回りのオイルを拭きオイルが抜けるまでしばらく放置します(30分程度)。
⑦新しいオイルフィルターを準備する
新しいオイルフィルターにエンジンオイルを100~120CCほど注ぎます。
なじませるようにぐるぐると回しながら、最後にゴムのところにオイルをうっすらと塗っておきます。
⑧新しいオイルフィルターをセットする
オイルフィルターレンチカップ(76mm14角1段)を使用してオイルフィルターをセットします。
⑨ ドレインホースキャップをしめる
ドレインホースキャップは忘れずに締めましょう!
※オイルを入れても出てしまうので注意!!
⑩ オイルレベルを調整しながらエンジンオイルを入れる
2本半ぐらい入りました。思っていたほど時間はかからず難なくエンジンオイルを交換することが出来ました。
さあ、続けてミッションオイルを交換します。
ミッションオイルの交換
チェーンインスペクションカバーの穴から入れても良いらしかったのですが、オイルレベルを確認したかったので今回はダービーカバーを取ることにします。
ミッションオイルの交換の手順は以下になります。
ミッションオイルの交換の手順
①ミッションオイルを抜く
② ドレインボルトをきれいにする
③ Oリングを交換する
④ ダービーカバーを外す
⑤ ドレインボルトを締める
⑥ ミッションオイルを入れる
⑦ ダービーカバーを取付ける
①ミッションオイルを抜く
5/8inchのレンチでドレインボルトを外します。
ボルトの先は磁石になっていてここに鉄くずが付着する構造となっています。
オイルもきれいで鉄くずも思ったほどついていなかったです。
② ドレインボルトをきれいにする
鉄くずをきれいにとり水道用のシールテープをはっておきます
③ Oリングを交換する
④ ダービーカバーを外す
フットペグマウントを外すさないで純正工具のT27トルクスでなんとか外しました。
バネの付いたパーツが飛び出てきて一瞬驚きましたが、バネが外側にくるようにはめなおします。
⑤ドレインボルトを締める
ミッションオイルが抜けたらドレインボルトを締めます。
⑥ミッションオイルを入れる
ジョーゴが必要だったのですが、なかったので牛乳パックで加工したもので何とか注ぎ込みました。946mlが1本分入りました。
⑦ ダービーカバーを取付ける
正直これが厄介でした。
スプリングでカバーが浮いてしまいゴムのパッキンがずれてしまうので押さえながらビスをしめるのですが、
オイルで滑って何度もやり直してしまいました><;
まとめ
今回は自分でエンジンオイルとミッションオイルを交換してみましたが、エンジンオイルは以外と簡単に出来ました。
まとめると以下になります。
エンジンオイルの交換の手順
①暖機運転する
オイルを抜けやすくするために、暖機運転を5分ほどします。
②垂直にバイクを立てる
木材の3cm程の厚みの板をスタンドの下に挟み込みなるべく垂直にバイクを立たせます。
③オイルキャップをはずす
④ 廃油処理パックを下に置く
新聞紙を敷き廃油処理パックをエンジンの下に置きます。
⑤ ドレインホースキャップを外す
⑥ フィルターレンチでオイルフィルターを外す
⑦ 新しいオイルフィルターを準備する
⑧ 新しいオイルフィルターをセットする
⑨ ドレインホースキャップをしめる
⑩ オイルレベルを調整しながらエンジンオイルを入れる
ミッションオイルの交換の手順
①ミッションオイルを抜く
② ドレインボルトをきれいにする
③ Oリングを交換する
④ ダービーカバーを外す
⑤ ドレインボルトを締める
⑥ ミッションオイルを入れる
⑦ ダービーカバーを取付ける
ミッションオイルは1本でちょうどいいようなので、
次回はダービーカバーを外さないでチェーンインスペクションカバーの穴から1本丸々入れるだけにしようかと思う今日この頃です。
Facebook・Twitterでみなさんのお役にたてる情報発信していきます。「いいね!」や「フォロー」していただけるとうれしいです。ヨロシク(b・ω・d)デス♪